『YOASOBI』オタクに媚びて人気復活! アニソン歌手への転身は大正解?

幾田りら 

幾田りら 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

男女音楽ユニット『YOASOBI』の楽曲『アイドル』が、ネット上で話題になっている。

楽曲は4月12日より放送開始されたテレビアニメ『【推しの子】』(TOKYO MXほか)のオープニングテーマ。原作は赤坂アカと横槍メンゴによる同名漫画だ。

「YOASOBI」公式YouTubeチャンネルは、放送開始翌日に公式ミュージックビデオをアップ。歌い手は映らずアニメ映像と字幕のみで構成されているが、公開後1週間でなんと2000万再生を突破。高評価100万超、音楽部門の急上昇ランキング1位と、バズリにバズりまくっているのだ。

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だがよく聞くと、その曲調はK-POPを意識したような、端的に言って「パクリですか?」と言いたくなるもの。オリジナリティーも何もないメロディだ。

「今の音楽はこの惨状なのか…」

「歌詞に関しても、タイアップでアニメに合わせる必要があることから、ワードに制約があるような世界観。稚拙な歌詞ばかりで、母国語でありながら日本語力を問いたくなるフレーズの嵐です」(週刊誌記者)

実際、UKロックやパンクバンドに詳しいと思われる真の音楽通たちは、ネット上でこの曲を酷評している。

《冷凍食品みたいな音楽だね》《これ特別良い曲って感じもしないのにめっちゃウケてるよな》《クソ曲だったんでちょっと聞いて「興味なし」でおすすめに表示されないようにした》《聴いてると恥ずかしくなってくる曲》という具合だ。

そう、この曲はアニオタが〝アニメ楽曲だから〟と持ち上げているだけなのである。

「YOASOBIもYOASOBIで、オタクに媚びたタイアップ以外はほとんど曲が爆死状態。アニメにすり寄った時だけヒットしているので、もはやアニソン歌手といっても問題はない。オタクは人気芸能人様がすり寄ってくれたら、手放しで絶賛。〝神〟とあがめてくれるのでチョロいものです。アニメに寄せた歌詞を描けば、後は勝手に拡大解釈して、『うーん、深い!』といつまでも妄想していますからね」(同・記者)

落ち目の歌手は、オタクを利用するといいだろう。

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