『どうする家康』ありえないミス発覚!? 演出に指摘相次ぐもその真相は…

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう(C)まいじつ 

放送中の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の演出について、「ありえないミス」疑惑が浮上したのでご紹介しよう。

問題のシーンがあったのは、4月16日に放送された第14話だ。同回ではオリジナルキャラ・阿月の存在をはじめ、1話の中にいくつものツッコミどころがあった、暫定で最もヒドイ回とも名高い。脚本のシナリオ力の低さ、歴史理解への欠如が如実に現れた放送だったと言っていいだろう。

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しかし実のところ、他にも「大河ファン」を失望させていることがある。『どうする家康』制作陣が歴史に疎いのは今さらだが、この回での演出に〝歴史理解〟以前の一般教養が欠けているという噂が立ったのだ。

「阿月は浅井長政の謀反を伝えようと家康・信長の待つ金ヶ崎へ向かい、体力の限界を迎えながら丘を見下ろす。するとそこには、朝焼けの後光が差した金ヶ崎城がそびえ立っていました。この演出は、ついに目的地へ到着したことを意味する感動的なものだったのですが…」(メディアコンサルター)

金ヶ崎城に朝焼けの後光が差し込むことはあり得ない?

このシーンに、一部の視聴者から《敦賀湾は西日本。敦賀湾を望んだら太陽が西から、もしくは北から登ってる…。日本海で朝日が見られるなんてありえん》《日本海側の敦賀湾付近で海からのぼる朝日がおがめるなんて最高です! 誰かチェックしなかったのか?》《小谷から走ってきたなら、JR北陸本線か北陸自動車道か、どちらの峠を抜けたにしても、南から北へ敦賀湾/金ヶ崎/天筒山を眺めることになるような…》といった指摘が飛び交った。

しかし、この非難は、一部ファンによる〝勘違い〟だったようで…。

「ドラマ本編をもう一度確認したのですが、阿月が立っていると思われる位置から、朝日は東に見えると思います。制作陣は間違っていなかったということで、今回の件は冤罪と言えるでしょう。

しかし結局、作り手側に情熱がないから、こうやってウソの演出ミス疑惑が浮上するんですよ。脚本の古沢良太氏が歴史に理解がなく、戦国・江戸に関する基礎的な知識が欠けていると当サイトは何度も指摘してきましたが、スタッフ間にも広がるそのテキトーな心意気が、こうした細かい部分に出るのです》(芸能ライター)

演出の細部にまで疑惑が浮上する『どうする家康』。大河ドラマファンによる演出のあら捜しが始まっているのだろうか…。

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