『ラヴィット!』炎上は必然だった! 芸人とお笑い信者の内輪ノリが悲劇に発展

川島明 

川島明  (C)まいじつ 

『ラヴィット!』(TBS系)で放送された、お笑いコンビ『相席スタート』山添寛の非常識行動が、大きな波紋を広げている。

番組は5月2日の放送回にて韓国ロケのVTRを放送。市場で食べ歩きする場面で山添は、すでに使用した爪楊枝を使い、陳列された商品を刺して勝手に食べるというボケを披露したのだった。

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共演者は「マナー悪い!」「絶対ダメ」と注意し、店員も本気で注意する様子を見せたが、山添は「ラヴィットヨ!」「ラヴィッソヨ!」と番組名を韓国語風に答えるだけで反省の色は見られず。

一連の行動は非常識だとして、《笑えない》《寿司テロと同じじゃん》《日本人観光客の品位を下げる》など、ネット上で炎上していた。

こうした声を受け、5日の放送ではMCの田村真子アナウンサーが「5月2日に放送した韓国旅のVTRの中に、出演者がお店の商品に爪楊枝を直接刺して食べるという行為があり、視聴者の皆さまからさまざまなご指摘を受けました。番組として不適切であったと深く反省し、お店に直接謝罪をさせていただきました」などと陳謝している。

しかし、山添本人からの言及は一切なく、ネット上は〝火に油〟の事態となっていた。

内輪ノリをテレビでやる恥ずかしさ

また8日に改めて、田村アナが「明日は『韓国旅』第2弾を放送する予定でしたが、企画内容を変更してお送りします」と、批判を受けて放送内容を変更する旨を発表。

続けて、MCの『麒麟』川島明も「改めまして、先週火曜のロケ内容でご迷惑をおかけした方々、そして不快に思われた視聴者の皆さま、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、「『ラヴィット!』はこれからまた心から皆さんに笑ってもらえる番組作りを目指しますので、これからもよろしくお願いします」と呼びかけた。

使用済みの爪楊枝を使い、陳列商品に手をつけるなど、誰がどう考えても非常識でNGな行為。一体、なぜこんなことも分からなかったのか。それは、番組の軽薄なノリにあると分析できる。

「自称・お笑い通が持ち上げてるだけで、『ラヴィット!』は芸人たちが朝から内輪ノリで騒ぐだけの番組。やってることは居酒屋や中学校の教室と一緒で、およそプロがお金をもらって披露するレベルではありません。結局、山添はこのノリで感覚が麻痺し、やっていいことと悪いことの区別もつかなかったんですよ。非常識な迷惑行為でしか笑いを取れないのはユーチューバーレベルですからね。山添の批判に『寿司テロみたい』との声が寄せられましたが、言い得て妙ですね。ああいった迷惑動画も、仲間内の感覚でふざけて動画を撮り、内輪で面白いと思って笑っているわけですから」(芸能記者)

クズキャラでプチブレークしている山添だが、もう彼の芸で笑えなくなった人も多いかもしれない。

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