『あなして』奈緒VS田中みな実が迫力不足…『昼顔』と大きな差

奈緒

奈緒 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

現在放送中のセックスレスに悩む2組の夫婦を描いたドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)。6月1日に放送された第8話では、吉野みち(奈緒)と新名楓(田中みな実)が直接対決するシーンが放送された。

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楓は、夫の新名誠(岩田剛典)と浮気していることをみちに詰め寄るため、2人でカフェへ。長い沈黙が続いた後、楓は落ち着いた様子で改めて問いただす。

みちは居心地が悪そうにしつつも、誠との浮気を認め、謝罪。謝ることしか出来ないみちにイラ立ちを覚えた楓は、「きっかけは?」と不倫関係に至った経緯を聞いていく。

みちは、夫の陽一(永山瑛太)とのセックスレスについて相談したことを正直に話すが、楓は「あなたさえいなければ、うちは何の問題もなくうまくいっていた」とピシャリ。「たかがレスごときで…」と鼻で笑うが、その一方でみちの〝拒否される側の苦痛〟を聞き、まるで誠から言われているかのような錯覚に陥る。

楓は動揺しつつ、早々にその場を立ち去っていった。

『昼顔』のバチバチ感が見たかったが…

「ついに実現した妻同士の対決ですが、同じ不倫ドラマである2013年放送の『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)と比較すると、相当生ぬるいと言わざるを得ません。

『昼顔』は、本棚越しに手を握りあう当人たちのもとに突然正妻が現れ、『早く抱き合えば!』と紗和(上戸彩)を力強く平手打ち。紗和も紗和で、心の中で『1人の男に2人の女、そこでは戸籍なんて関係ありません、ただどちらの愛が強いか。それだけなのです』とつぶやくという、非常にヒリヒリしたやりとりが繰り広げられていましたから」(芸能ライター)

「あなたがしてくれなくても」と「昼顔」は、2作とも同じ木曜劇場枠。演出家もプロデューサーも同じとあって、放送前からそれぞれ比較する声が断続的にあがっている。その内容はおおむね、「あなたがしてくれなくても」はノンフィクション寄り、「昼顔」はフィクション寄りといったところだ。

最終回に向けて、果たしてどのような展開を見せるか、次週にも期待が高まる。

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