新垣結衣『教場0』より『ラストマン』の方がよかった? ヒット作の便乗狙うも失敗か…

新垣結衣 

新垣結衣 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

6月26日に、ドラマ『教場0』(フジテレビ系)の特別編が放送された。事実上の総集編で評判は散々だが、それよりも気になったのは、〝出ずっぱり状態〟だった俳優・新垣結衣だ。

総集編では、第1話から事件を振り返り、風間公親(木村拓哉)のもとに入門した新人刑事たちの奮闘ぶりを紹介。放送時間のうち新規撮影分はわずかで、ファンは失望していた。

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ドラマをとおして、最も出番が多かった新人刑事は新垣。第3話、第4話で主要な役割を演じ、その後も風間の捜査に参加していた。

新人刑事役には白石麻衣、赤楚衛二、染谷将太、北村匠海もいたが、赤楚は第2話、白石は第8話で出番が終了。北村は第6話で刺されて意識を失い、第10話で殉職。染谷は第9話からの出演だった。

結局、新垣演じる隼田聖子は第11話・最終回にも出演し、「指導を受けた刑事を代表してお礼申し上げます」と風間に頭を下げた。このシーンは総集編の最後にも流れ、新垣の出演シーンの多さが際立つ形となった。

新垣結衣は意外とヒット作が少ない?

ビデオリサーチ社の「テレビタレントイメージ調査」(2023年2月)によると、新垣の女性人気度はナンバー2。1位は綾瀬はるかだ。

「綾瀬さんはクリーンなイメージがあり、演技派としても名高く、『義母と娘のブルース』(TBS系)など出演作がコンスタントにヒット。

一方、新垣さんは好感度の高さを生かしてCM、ドラマに出演するものの、ヒット作に恵まれていないのが現状。『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の効果も薄れつつある。

特にCMは芦田愛菜さん、川口春奈さんら新世代の台頭で立場が脅かされつつある。このあたりでドラマ、映画のヒット作に出て、改めて立場を確固たるものにしたかったのでは。

まあ、昨年ヒロインで出演した大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)が特大ヒットしたばかりではありますが…」(ドラマライター)

「教場0」本編の視聴率は、全話平均9.8%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)と十分な数字ではあったが、話題作だったことを考えると物足りない。

『ラストマン』(TBS系)に出た方がよかったのではないか。

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