巨人・松原聖弥と西武・田村伊知郎をトレード!? リリーフ陣の補強が急務

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球団史上初の〝同一監督2年連続Bクラス〟が現実味を帯びている巨人が、巻き返しへ向けて〝電撃トレード〟に踏み切るという。

「序盤は不調だった巨人ですが、交流戦で巻き返しを図り、終わってみれば借金を貯金に変えてAクラスに浮上。しかし、リーグ戦再開後の対広島3連戦を負け越し、いきなりBクラスに戻ってしまいました。

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現状、チームは優勝争いどころかAクラス争いがやっとで、安心して3位に入るには補強が急務です」(週刊誌記者)

現在、巨人のトレードをめぐっては、小林誠司、松原聖弥、増田陸、石川慎吾など、さまざまな名前が取り沙汰されている。中でも有力と見られているのは…。

「関係者の間では、松原がトレード要員の最有力候補と言われています。松原は今季2軍スタートで、4月下旬には、練習中に負傷した重信慎之介の穴埋めに1軍昇格。

しかし、9試合無安打と結果を残せず、5月上旬には早くも2軍へ再降格しました。その後、2軍でも打率.238と微妙な成績が続いていましたが、6月初旬、突如として1軍へ戻ってきました」(同・記者)

出場機会に恵まれないパの投手を獲得か!?

この〝謎の昇格〟が、他球団への〝アピール〟と見られているのだ。

「松原がトレード最有力と言われる最大の理由は、この唐突な昇格です。あまりに謎だったので理解に苦しんだのですが、どうやら、原辰徳監督は松原を試合に出すことで、他球団に『主力にはならないがこれくらいは動ける』とアピールする狙いがあったといいます。当時は交流戦真っ最中でしたから、とりわけパ・リーグの球団に見せつけたかったようですね」(同)

実際、水面下で松原に興味を示していると言われるパの球団は複数あるといい…。

「巨人の補強ポイントは、中川皓太やタイラー・ビーディによって整備されるも、未だに不安の残るリリーフ陣。一方、外野手を必要としているパのチームが西武・ソフトバンクで、この2球団は有力な移籍先でしょう。

その場合、相手から放出されると見られるのが、1軍・2軍で好投するも出場機会のない西武・田村伊知郎。ソフトバンクは、2軍で好投するも、上で出番のない高橋礼あたりが考えられます」(同)

現状では、CS出場すら黄色信号の巨人。お得意の補強で、浮上のきっかけを掴みたいところだ。

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