『君たちはどう生きるか』木村拓哉の好演に驚き! 大物声優と勘違いする人も

木村拓哉

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

現在公開中のスタジオジブリ・宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』で声優を務めている木村拓哉の演技に、アニメファンが唸っている。

「木村が務めているのは、主人公の父親役。それほどたくさん出番があるわけではなく、5~6番手くらいの立ち位置といったところですね。エンドロールでも(特別出演)と記載されており、過去に『ハウルの動く城』に出演したよしみでの、サプライズ的なキャストだと思われます」(週刊誌記者)

そんな経緯もあってか、今回木村が演じている役は、普段の木村が演じないような平凡な父親。かっこいいシーンよりもダメなシーンの方が目立ち、木村らしからぬ情けない声も発していた。

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「あまりにもイメージと違うため、前情報なしで木村だと気づく観客は少なかったようです。それどころか、『機動戦士ガンダム』のシャアで知られる、声優の池田秀一だと勘違いする人が続出していました。それだけ、木村の演技がアニメと馴染んでいたのでしょう」(同・記者)

木村拓哉の演技力が大爆発

木村と言えば、〝何を演じてもキムタク〟と揶揄されることが多く、演技の上手さについては批判されることも多かったが…。

「木村は別に演技が下手ではありません。〝何を演じてもキムタク〟なのは、そういう役ばかりをオファーされるからで、最近演じた月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)では、上手くキムタク色を消しています。

歳をとるにつれて、カッコ悪い役も演じることが増えつつある木村ですが、ここまで振り切ったのは『君たちはどう生きるか』が初めてでしょう。これを機に、世間のキムタク像を壊すような役にチャレンジすることが一気に増えていきそうです」(同)

娘たちの活躍もあり、パパキャラも板についてくるだろう。

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