オコエ瑠偉、巨人もクビに…? 26歳でも未だ才能は開花せず

(C)TK Kurikawa / Shutterstock

読売ジャイアンツのオコエ瑠偉が、26歳にして崖っぷちに立たされている。

オコエは高校時代から高い身体能力を誇り、2015年にドラフト1位の鳴り物入りで楽天に入団。しかし、なかなか才能が開花せず、出場機会にも恵まれなかったことから、昨オフの第1回現役ドラフトでジャイアンツに移籍した。

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巨人ではオープン戦から打撃好調で存在感を見せ、開幕スタメンを勝ち取るなど、ようやくブレークの兆しを見せる。しかし、その後は好不調の波が激しく、1軍と2軍を行き来する日々が続いている。

「梶谷隆幸、丸佳浩、秋広優人、ルイス・ブリンソン、アダム・ウォーカーと、巨人の外野の層は12球団随一の厚さ。オコエがレギュラーの座を勝ち取るには、並み居る強打者を倒さねばなりません。

しかし、現状ではこうした選手に遠く及ばず、このままでは楽天時代と同様、数年後に放出されるかもしれません」(スポーツ紙記者)

所詮はこの程度の実力だったという辛辣評価も

一方、2軍では好調なバッティングを見せ、7月23日のDeNA戦では4安打の大暴れ。ライバルの丸、ブリンソンが共にファームで調整中ということもあり、存在感を見せるには絶好のチャンスだ。

しかし、なかなか期待には答えられないのではないかという厳しい見方も…。

「オコエのキャリアハイは、41試合出場ながら打率3割、ホームラン3本、11打点を記録した2年目のシーズン。それ以外では、いずれも打率2割前後に留まっています。今季もここまで打率.243、2本塁打、6打点と、楽天時代からさほど成績は変わっていない。

高いポテンシャルを見込まれ、出場機会を求めて移籍したことになっていますが、これでは『機会がなくて活躍できなかった』のではなく『元からこの程度の実力だった』という厳しい評価が下されてしまうでしょう」(同・記者)

豊作だった2015年世代のNo.1野手とも言われたオコエが、このまま終わってしまうのか。

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