松坂桃李『VIVANT』最終回まで登場せず? 第1子誕生で仕事に変化の兆し

松坂桃李 (C)まいじつ

堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、役所広司といった豪華俳優陣が出演している日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。7月23日に放送された第2話まで、メインビジュアルに登場した松坂桃李が出演せず、話題を呼んでいる。重要な役柄を演じていることは間違いなさそうだが、早くも「松坂が最終回まで不在かもしれない」というウワサが浮上している。

同作は、主人公のサラリーマン・乃木憂助(堺)が、「VIVANT(ヴィヴァン)」という謎の言葉をめぐる騒動に巻き込まれていくアドベンチャードラマ。第2話では「ヴィヴァン」の意味が明らかになった。

【関連】日曜劇場『VIVANT』視聴率一桁ピンチ! 裏番組が強すぎて大爆死の予感 ほか

野崎守(阿部)は、現地の言葉で「別館」(BEKKAN)を「ヴィカン」と発音することを知る。そこで、ヴィヴァンの綴りは「VIVANT」ではなく「BEPPAN」。つまり「別班」を意味すると予想した。

「別班」とは、自衛隊の影の情報部隊のこと。野崎によると、彼らは政府非公認の組織で、民間人にまぎれて国内外で諜報活動を行うことで、テロなどを未然に防いでいるという。

「回を追うごとに謎が少しずつ解明され、新しい登場人物も次々登場しています。ここで気になるのは松坂さんと役所さんの役柄でしょう。彼らは堺さん、阿部さん、二階堂さんとともにメインビジュアルに写っているのですが、いまだ何の役なのかは明らかになっていません。

役所さんは第1話の終盤でちょろっと登場したものの、松坂さんに至っては、まだ一度も出てきていない状態。物語における重要な人物であることには変わりないのでしょうが、一部視聴者のあいだでは、最終回まで登場しないのではないかと予想されています」(ドラマライター)

目的は“休む”ため? 地上波を避ける松坂桃李

松坂のチョイ役出演を裏付ける理由には、彼の働き方が大きく関係しているようだ。

最近の出演作を振り返ってみると、今年1月期のドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)では、主人公の大学生時代の彼氏役という脇役で出演している。2021年放送の『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)では主演を務めていたものの、放送時間は金曜夜11時15分からの深夜枠だった。

他にも『今ここにある危機とぼくの好感度について』は全5話完結のNHKドラマ。6月22日から配信された『離婚しようよ』は動画配信サービスNetflixのオリジナルドラマで、プライム帯の地上波ドラマにほとんど出演していないのだ。

「今年35歳を迎える松坂さんは、昨年5月のインタビューで30代からの働き方について語っています。今までは『仕事のために休む』をモットーにしていたようですが、近年は『ちゃんと休むために仕事をする』といった考え方にシフトしたと明かしています。また、無理のないペースで、1つひとつの作品にじっくり取り組むことを大事にしているとも語っていました。

2020年12月に戸田恵梨香さんと結婚し、今年5月に第1子出産を発表。最近の出演が地上波ドラマではなく、脇役や深夜ドラマばかりなのは、プライベートと作品への取り組み方をいろいろと試しているからなのかもしれません」(同・ライター)

豪華キャストで固めた「VIVANT」であれば、たとえ松坂をチョイ役で終わらせても問題なさそうだ。

【あわせて読みたい】