“ポスト広末涼子”は森七菜? 月9『真夏のシンデレラ』は令和版ビーチボーイズなのか

森七菜 

森七菜 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

鳥羽周作シェフとのW不倫騒動により、無期限の謹慎処分を受けた広末涼子。彼女の後釜として、森七菜の名前が挙がっている。

森といえば、現在放送中の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)でヒロインを熱演。真夏の海を舞台にした男女8人の恋愛群像劇で、森は男勝りな〝サバサバガール〟蒼井夏海を演じている。

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お相手役には間宮祥太朗、その脇を神尾楓珠や吉川愛、萩原利久といった若手俳優が固めており、脚本は「第34回ヤングシナリオ大賞」で大賞に輝いた市東さやか氏が担当。オリジナルストーリーを展開している。

一方、月9、海、若手俳優という組み合わせに、1997年に放送されたドラマ『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)を思い出す人も多い。

反町隆史と竹野内豊がW主演を務め、ビーチ沿いの民宿『ダイヤモンドヘッド』を舞台に、主人公たちが織りなすひと夏の出来事を描いている。ヒロイン・和泉真琴役を演じていたのが、当時17歳だった広末だ。

森七菜と広末涼子の共通点とは?

かねてより「真夏のシンデレラ」は、設定にさまざまな共通点があることから〝令和版ビーチボーイズ〟と呼ばれてきた。

さらに両作品のヒロイン像も似ている部分があり、当時の広末と森を重ねる視聴者は少なくない。

「森が演じる夏海は、父と弟の3人暮らし。サップのインストラクターでありながら、父が経営する飲食店の運営もこなし、毎日忙しい日々を送っています。

対して広末が演じていた真琴は、民宿『ダイヤモンドヘッド』の〝自称〟看板娘。民宿を手伝いつつ、祖父と2人で暮らしていました。

おまけに夏海と真琴は、男勝りで明るい性格。それでいて思わず守ってあげたくなるような一面があったり、ふとした瞬間に女の子らしい表情を見せたりするのです。

そんな〝令和版ビーチボーイズ〟のヒロインを演じる森を、〝ポスト広末〟と評する視聴者も少なくありません」(ドラマライター)

とはいえ、恋愛がメインの「真夏のシンデレラ」に対して、「ビーチボーイズ」は主人公2人による男の友情に重きを置いた作品。確かに両作品は似ている部分も多いのだが、ドラマのコンセプトは大きく異なっている。

果たして「真夏のシンデレラ」は、「ビーチボーイズ」のような〝伝説の月9ドラマ〟になれるのだろうか。

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