「気軽な気持ちで訪れてはならない」茨城県にある“最凶”心霊スポット

(C)Andrii Iemelianenko/Shutterstock

夏になると、怖い物知らずの若者たちが全国各地の心霊スポットに訪れ、その様子をSNSにアップしているが、中にはシャレにならない場所があるから注意が必要だ。

多くのオカルトライターが「気軽な気持ちで訪れてはならない」と口を揃えるのは、茨城県にある病院の廃墟だ。

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そこは人里離れた山奥にある精神病院の廃墟で、地元では「人体実験が行われていた」「患者の死体を解体してホルマリン漬けしていた」といったウワサが、まことしやかに語り継がれている。

現地は深い竹林が広がっており、病院はその奥に廃墟となって存在していた。

窓という窓に頑丈な格子がはめ込まれているのは、患者が逃げ出せないようにするためだろう。また、隔離病棟と思われる場所には、重症患者をとじ込めておくための「座敷牢」まで設置されており、ここが〝普通の病院〟でないことを感じさせる。

浴場から聞こえる「ここから出してくれ」

大部屋の奥にはタイル張りの風呂があるが、もしかしたらここが、ウワサになっている「ホルマリン風呂」なのかもしれない。

大勢の患者を入浴させるには微妙に小さく、また、浴室はなぜかコンクリート打ちっぱなしになっており、防水処理加工されていないのも、あまりにも不自然だ。

オカルトライターが語る。

「この場所は、マニアの間でも最凶スポットとして恐れられています。浴室がコンクリートの打ちっぱなしになっているのは、大量に流れる血液を流しやすくするためといわれています。

床には溝が掘られており、微妙に傾斜していることから、ただの浴場ではないとわかります。『ここから出してくれ』という男性のうめき声を聞いたという人も後を絶ちません。この場所で無念の死を遂げた霊が、今でも成仏できずに漂っているのかも」

建物は今にも崩れ落ちそうなほど廃墟化が進んでいるが、窓の格子だけは朽ちる気配が一切ないのが余計に恐ろしい。

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