福原遥『18/40』の出産シーンが感動的「娘を見る気持ちで見ちゃいます」

福原遥 

福原遥 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

かつて『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(NHK)の柊まいんを演じた福原遥。現在放送中のドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)では若いシングルマザー役を演じているが、なぜ子役イメージの強い彼女にこの役が舞い込んだのだろうか。

8月8日に放送された第5話で、18歳の仲川有栖(福原)がついに出産のときを迎える。一時は帝王切開になりかけながらも、なんとか無事に元気な男の子を出産した。

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有栖の陣痛が始まり、出産を終えるまでに約7分、出産シーンだけでも4分もの時間が使われていた。有栖はずっと苦しんでおり、あまりの激痛から途中「先生、まだ産めませんか? もう無理です…」と弱音を吐く一幕もあった。

出産シーンを丁寧に描いたことで、第5話は印象的な回に。視聴者からは《NHKの番組を見てたから娘を見る気持ちで見ちゃいます》《出産シーン、リアルで1年前の自分の出産を思い出しました》《12月に出産を控えていますが、あまりのリアリティに、何故だかちょっと自分も練習じゃないけど、思わず一緒に力みそうになりました(笑)》といった声が寄せられている。

「福原はとにかく〝まいんちゃん〟のイメージが強く、キスシーンが放送されるだけで『あのまいんちゃんが…』と話題になります。ちなみに2022年度のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でも出産シーンはありましたが、『18/40』ほど丁寧に描かれていませんでした」(芸能ライター)

出産シーンに臨んだ福原遥の覚悟

そもそも『18/40』は、妊娠発覚から出産までの期間が短かった。本来なら物語の主軸となる出産シーンは、ドラマのクライマックスあたりで描かれそうなものだが、すでに出産している。

第5話で出産を描き、お産シーンを長尺にした意図とはいったい何だったのか。

「若手俳優の人材不足が関係しているのかと。最近のドラマは、同じ俳優が2クール連続で活躍したり、2本掛け持ちで同クールのドラマに出演したり、出演者被りが目立ちます。

福原にシングルマザーを演じさせ、出産シーンにかなりの時間を割いたのは、演技力を身につけさせたかったからではないでしょうか。

福原は妊婦の演技経験を身につけました。そして次回からは子育て編に突入するため、合わせて母親役の経験も積むことに。福原は子役出身ということもあって、業界から期待されているのでしょう」(同・ライター)

まいんちゃんを卒業してから早10年。福原は女優道を着実に駆け上がっているようだ。

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