『M-1グランプリ』審査員が今年も変更!? ノンスタ・石田が有力候補に

石田明 

石田明  (C)まいじつ 

毎年、出場者以上に話題になる『M-1グランプリ』の審査員。昨年、長らく審査員を務めてきた上沼恵美子とオール巨人が降板して大きな話題になったが、今年も1人の審査員に降板がウワサされている。

『M-1』初代チャンピオンにして、2015年から22年まで8年連続で審査員を務めている『中川家』礼二だ。

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というのも礼二は、8月15日放送のカンテレ番組『桃色つるべ』で、審査員について「正直きついです」「審査員ごろっと変わってもいいと思います」とコメントしていたのだ。

「現実問題、審査員の総とっかえは不可能。ほとんどの大御所芸人が審査員をやりたくないと拒否する中で、なんとか7人を集めているような状況なので、新たに丸々7人を集めるなんて無理な話。そもそも、松本人志がいなくなれば『M-1』の権威は落ちて、ただの漫才大会になる。降板するなら礼二だけかと」(芸能ライター)

早いだけの『インディアンス』に辛口評価

もし礼二が降板となると、代役は誰に…。

「有力なのは『NON STYLE』石田明。礼二と同じでM-1優勝経験があるうえ、関西枠という点で東西のバランスが変わらない。

しかも石田はとにかく漫才にストイックで、漫才のことばかり考えている漫才フリーク。審査員をしていないものの、毎年『M-1』終わりに大会を総括しては、的を射るコメントをしているので、現時点でも礼二より石田の方が良いという声も多い」(同・ライター)

石田が入ることによって、新たな評価軸も生まれるという。

「石田は単純な笑いの量だけでなく、M-1らしい漫才の美しさを考慮します。例えば2021年に『インディアンス』が固有名詞を出して大きな笑いを取っていたことに、〝漫才モラルを逸脱してる〟と苦言を呈していました。

また、審査員の『ナイツ』塙宣之がインディアンスを〝漫才が上手い〟と絶賛したことに、〝そうは思わない〟と真っ向から反論。遠回しにインディアンスのことを、〝ただテンポが早いだけ〟と批評していました」(同)

礼二も『ミキ』や『インディアンス』など、うるさいだけの漫才を低めに評価していたが、石田が入ることで、さらにその類のコンビは高得点が厳しくなるだろう。

そもそも、彼らに異様に高得点をつけていたのは、上沼だけではあるが…。

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