『モグライダー』は過大評価!? スベったM-1で実力を疑問視する声が再燃「言うほど有能じゃない」

 

(C)Krakenimages.com / Shutterstock 

マセキ芸能社に所属するお笑いコンビ『モグライダー』が過大評価されているとの意見が、ふつふつと沸き上がっている。

『モグライダー』は2021年の『M-1グランプリ』決勝戦に進出して大ブレーク。この時、ツッコミの芝大輔、ボケのともしげ共に30代後半で、実力派の苦労人が日の目を浴びたと話題に。芸人仲間からも祝福された。


【関連】『M-1』司会・今田耕司に違和感! 海原ともこの呼び捨てに賛否「なんかいやな感じ」「良かったよね」 ほか

「M-1後、2人は破竹の勢いでバラエティー番組に進出。2022年にニホンモニター調べの『2022ブレイクタレント』で1位を獲得しています。

さらに2023年は、TBSで放送されていた伝説のお笑い番組『リンカーン』の後継番組『ジョンソン』のレギュラーに。『かまいたち』『見取り図』『ニューヨーク』といったレギュラーメンバーで、唯一の〝非・吉本勢〟として選出されました」(芸能ライター)

さらに2023年は『M-1グランプリ』決勝戦に二度目の出場。一部では優勝候補だと囁かれていたが、結果は2021年よりも劣化したネタを披露して、あっけなくファーストステージで敗退した。

「やたらとモグライダー、特に芝を持ち上げる声が芸人界からあがっていますが、視聴者は懐疑的。漫才ネタはありものの歌やドラマをイジる一辺倒。バラエティーでも漫才でも、キラーワードを放つわけでもなく、ともしげのミスを待つだけ。

ネット上の自称・お笑い通の間では《近年稀に見る過大評価だと思う》《芝って言うほど有能でもないよな、過大評価》《周りの芸人が過大評価し過ぎと思う》といった声があがっています。

2023年に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の〝格付けしあう売れっ子たち〟でも、芝は一般投票でボロクソに言われてしまい、芸人界と視聴者の間で評価に大きなズレがあると判明しました」(同・ライター)

非・吉本は甘やかされている?

『モグライダー』と同じように、過大評価されている芸人として、よく名前があがるのが『ハライチ』。お昼の帯番組で司会をしているほか、秋からゴールデン帯で冠番組を持つなど、テレビ界で勢力を伸ばしている。

『モグライダー』と『ハライチ』には、共通点があるという。

「二組とも〝非・吉本〟ということです。〝非・吉本〟と聞くと、事務所の力を借りずに実力で成り上がったと誤解されがちですが、実はこれ、真逆なのです。吉本は事務所内での競争が激しく、一部のトップ層しかテレビに出られないうえ、レギュラー番組を持ってテレビに出続けられる芸人はさらに少ない。下からの突き上げがありますからね。

一方で、競争が少ない事務所は、ちょっと売れれば事務所枠でレギュラー番組をもらえるうえ、下からの突き上げはほとんどない。『ハライチ』なんかは、ワタナベエンターテインメント枠で仕事をもらっているだけというのが、テレビマンたちの評価。一時期、お笑いコンビ『響』が、なぜか『王様のブランチ』(TBS系)のレギュラーだった時期がありますが、それも一例です」(芸能記者)

吉本を〝悪の帝国〟のように目の敵にする人は多いが、競争が激しい分、健全だともいえるだろう。

【あわせて読みたい】