侍ジャパン新監督選考が難航中 元巨人・高橋由伸氏が最有力?

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大谷翔平の活躍が日々報じられるなか、野球日本代表・侍ジャパンの監督にだれが就くのか、いまだ有力な情報は出ていない。当初は8月いっぱいで決まるという話だったが…。

「野球に強いスポーツ紙や専門サイトなども、決定的な情報を出すことができない。選定が難航しているのがわかります。大変な職務ですから、引き受け手がいないのでしょう」(スポーツライター)

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今年3月におこなわれたWBC第5回大会は日本が優勝。決勝戦では投手・大谷が、米国のマイク・トラウトから三振を奪って優勝。大谷が狂喜する姿があまりに印象的だった。

「大谷もトラウトもロサンゼルス・エンゼルスに所属。その劇的過ぎる勝利に、次の監督候補は、みな及び腰という話もあります」(前出・スポーツライター)

次期6回大会は2026年。いまや朝の情報番組だけでなく、ニュース番組でも大谷ほかダルビッシュ有、吉田正尚、千賀滉大らの活躍を報道。注目度は衰えることがない。

「この8月にバスケのW杯がおこなわれますけれど、予選突破できるか…のレベル。八村塁も出ませんし。ラグビーのW杯は前回も人気はすごかったので、盛り上がることは確実。なんとかベスト4以上に進んでほしいというのが希望でしょう。一方WBCは優勝を期待されている。これはあまりに厳しいハードル」(同)

監督最有力は高橋由伸氏?

いま候補としてささやかれているのは優勝監督である栗山英樹氏、ソフトバンク常勝監督だった工藤公康氏、そして巨人・原辰徳監督だ。

「栗山氏が適役という声がありますが、もう受けないでしょう。工藤氏は最有力ですが、いまでも続く大谷フィーバーに困惑しているとされます。原監督は巨人を立て直すのに必死です」(同)

現・ヤクルトの高津臣吾監督もMLBで活躍した過去があり、優勝監督でもあり、有力候補。最近では元巨人監督の高橋由伸氏や元ヤクルト監督の古田敦也氏の名も急浮上している。

「高津氏が受けるならヤクルト監督辞任の覚悟。でもそこまで踏み切れるか。高橋氏、古田氏は監督として実績がない。高橋氏は巨人監督として2位、4位、3位。古田氏はヤクルト監督として3位、6位。両人とも勝ち運がない。

本命は2021年の東京五輪の野球種目で涙の金メダルを獲得。現在、日本ハムのゼネラルマネージャーの稲葉篤紀氏です。稲葉氏は立場もあり、受けるかどうか微妙。実は、だれもが推すのが稲葉氏。ただ現状では、高橋氏でしょうか」(野球機構関係者)

WBC監督は優勝を期待されているのが辛い。

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