朝ドラ『ブギウギ』趣里ついに登場で大好評! 前作『らんまん』越え確実? 子役や芸人の配役も完ペキ

画/彩賀ゆう 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

〝ブギの女王〟笠置シヅ子をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』。10月9日から13日にかけて第2週が放送され、有終の美を飾った前作『らんまん』を上回る高視聴率を記録した。

第2週「笑う門には福来る」で主人公の花田鈴子(澤井梨丘)は、念願の「梅丸少女歌劇団」に入団。厳しい稽古や、同期とのギスギスした関係に直面する中、「梅丸少女歌劇団」初の単独公演が開催されることに。

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当初は同期3人の中からデビューできるのは1人だけと言われていたが、彼女たちの頑張りに感化されたのか、林部長(橋本じゅん)から3人一緒にデビューできると告げられる。

かくして初舞台への出演が決まった鈴子は、芸名を「福来スズ子」に決めて劇団デビュー。それから6年後、福来スズ子(趣里)は一人前の〝レビューガール〟へ成長するのだった。

「第1週の週間平均視聴率(世帯)はおよそ16%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、第2週は少し下がって15.6%に。神木隆之介の『らんまん』は1週目が15.4%、2週目が15.1%だったので前作以上の健闘です」(ドラマライター)

不評だった『らんまん』の配役問題を解決

『ブギウギ』の成功要因はどこにあるのだろうか。

1番大きな理由としては配役が挙げられる。16日から始まった第3週の評判も良く、人気芸人のキャスティングや、子役の澤井から趣里への違和感のないバトンタッチが絶賛されている。

「易者(占い師)役として、お笑い芸人のなだぎ武が出演しており、16日放送回では『ジャルジャル』が洋食屋の店員役として登場しました。いずれもそれぞれの味を出しつつ、違和感ない配役のため、《芸人の使い方が上手い》と好評です。

『らんまん』では、空気を読まずに『クールポコ。』小野まじめや『ジョイマン』高木晋哉を出演させ、世界観をぶち壊していました。

そして第3週からは、ついに鈴子がスズ子を名乗り、大人の姿になって登場。趣里が活躍するようになりましたが、違和感のないバトンタッチで視聴者の満足度はかなり高い」(同・ライター)

今のところ順調な滑り出しを見せている『ブギウギ』。『らんまん』の最高視聴率は19.2%だが、超えられるだろうか。

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