「#ブギウギ反省会」放送開始直後から大賑わい! 鈴子の入浴シーンや価値観に早くも視聴者困惑

趣里

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

10月2日から放送が始まったNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』。SNS上にはドラマへの感想が飛び交い、視聴者の間で内容に議論が交わされているようだ。

ヒロインのモデルは、昭和時代の歌手・笠置シヅ子。大阪・福島にある銭湯「はな湯」の看板娘である花田鈴子(趣里)が、歌と踊りの才能を開花させ、やがて戦後の日本を明るく照らす大スターへと駆け上がっていく。

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第1話は、幼少期の鈴子(澤井梨丘)が「はな湯」で常連客に歌を披露する様子や、小学校の同級生の恋を応援する姿などが描かれた。

「『ワテ、歌うで!』と題した第1週は、鈴子の少女時代の話。いつもの朝ドラのように、ヒロインの過去を描くため、趣里が本格的に出演するのはもう少し先の話になるでしょう。しかしネット上では早くも、『#ブギウギ反省会』のタグがつけられ、さまざまな意見が。悪評まみれだった2022年の朝ドラ『ちむどんどん』のトラウマが起こる前兆のようです」(ドラマライター)

舞台は大正、価値観は令和寄り

たとえば4日放送の第3回では、鈴子の入浴シーンが物議を醸した。

将来は「はな湯」で働くと思っていた鈴子だったが、中学校へ行く決断をした同級生を見て、自分の将来について考え始める。

考えごとにふける鈴子は、湯船に浸かりながら「ワテ、どないしよ」とポツリ。思いあぐねたように歌を歌い、長風呂をする様子が描かれている。

肩まで湯船に浸かっているとはいえ、視聴者からは《朝っぱらから女子小学生の入浴シーンを流すとは…》《わざわざ入浴している場面まで描かなくてもよかったのでは?》などの意見が相次いでいた。

さらに舞台が大阪・福島なだけに、鈴子たちが話す方言もコテコテの関西弁。関西弁のノリとテンションに、早くも離脱する人が続出しているようだ。

ほかにも、大正から昭和を舞台にした作品にもかかわらず、鈴子の母からは「嫌なことを嫌と言えることは偉い」「人はこれや!って思うことで生きていくのが良い」など、現代寄りの価値観が語られることもしばしば。

こちらにも《嫌なことは止めてと言えるのはえらいというお母ちゃんの言葉は、わりと最近の価値観な気がする》《舞台は大正だけど価値観がこの時代にあってない》という指摘も寄せられている。

評判の良かった前作『らんまん』を超えることはできるのだろうか。

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