BUCK-TICK・櫻井敦司さん57歳で急逝 偉大なアーティストがまた一人…

 

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5人組ロックバンド『BUCK-TICK』のボーカル・櫻井敦司さんが、脳幹出血のため死去していたことが10月24日にわかった。

櫻井さんは今月19日に行われたファンクラブ会員限定ライブ『FISH TANKer’s ONLY 2023』の最中に体調不良を訴え、公演を中止。ファンから心配の声が上がっていた。


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公式サイトは《BUCK-TICKのボーカリストとして多くのファンに愛され続けていた櫻井敦司が10月19日KT Zepp Yokohamaにてコンサート中に体調不良により病院に救急搬送されましたが、令和5年10月19日午後11時9分 脳幹出血のため 息を引き取りました》と説明。《57歳というあまりに早すぎる旅立ちでした》とショックをあらわにしている。

『BUCK-TICK』は櫻井さん、今井寿、星野英彦、樋口豊、ヤガミトールの群馬県出身の5人で結成され、1987年にメジャーデビュー。80年代後期のバンドブーム期から解散することなく現在まで活動を続けており、近年も精力的にアルバムを発表し、ライブ活動にも力を注いできた。

今年4月には23枚目のアルバム『異空-IZORA-』をリリースし、オリコン週間アルバムチャートで2位を獲得。12月29日には日本武道館公演『THE DAY IN QUESTION 2023』の開催が決定していた矢先の、あまりにも突然すぎる訃報だった。

ライブ中止もファンからブーイングはナシ

「19日の横浜ライブでは、櫻井さんが1曲目の『SCARECROW』を歌い終わった直後、ステージ上の階段でふらつき転倒。なんとか体勢を立て直して3曲目まで歌い切りましたが、その後スタッフの肩を借りるなどしてステージから姿を消しました。

客席からは『櫻井さ~ん』などと声援が飛びましたが、しばらくして中断のアナウンスが流れ、ライブはそのまま中止になっています。現場には救急車が呼ばれ、そのまま櫻井さんは病院へ搬送されましたが、まさかの事態にスタッフも顔面蒼白だったといいます」(芸能ライター)

櫻井さんが倒れた直後は、演奏していたメンバーも一瞬何が起こったのかわからず、戸惑いの表情を浮かべていたという。

その後、会場に「本日はここで中断します」というアナウンスが流れたが、ファンからはブーイングなどは一切出ず、むしろ的確な判断に賛同の拍手が起こったという。

櫻井さんのあまりにも早すぎる死に、ファンも大きなショックを受けたことだろう。

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