新番組『ジョンソン』第2回、視聴率大下落! 早くも打ち切り寸前に…ヒットした『めちゃイケ』との違い

かまいたち (C)まいじつ

新バラエティー番組『ジョンソン』(TBS系)が、10月30日に第2回目の放送を迎えた。初回と同様、またしても物議を醸す演出があり、ネット上で話題になっているようだ。

2013年9月にレギュラー放送を終えた『リンカーン』の後継番組としてスタートした同番組。30日の放送では『かまいたち』『見取り図』『モグライダー』『ニューヨーク』のレギュラー4組が「強運No.1決定戦」を実施し、賞金400万円をかけて3つの運試しゲームに挑戦した。

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すべてのゲームを乗り切り、最後に400万円を手にしたのは「モグライダー」のともしげ。しかし、番組最後で彼の優勝は〝出来レース〟であったことが明かされるのだった。

「ともしげが運試しゲームで優勝し、賞金を手にすることは、企画の時点で決まっていたといいます。出演者、スタッフがともしげに壮大な〝ドッキリ〟を仕掛けており、次週以降もそのドッキリは継続するとのこと。ともしげだけでなく、視聴者すらも騙した壮大なドッキリとなったわけですが、まるで〝内輪ノリ〟のような企画は視聴者の逆鱗に触れてしまったようです」(テレビライター)

実際に放送後のネット上には《これの何が面白いと思っているの?》《視聴者への裏切り行為》《ドッキリだったことに普通に萎えた》などと、厳しい意見が広がっていた。

芸人に番組を任せすぎ?

思い返せば同番組は、初回放送から幸先悪いスタートをきっていた。この日の放送では「芸人大運動会」が実施され、お笑いトリオ『ジャングルポケット』太田博久が〝人間体重計〟という特技を『エルフ』はるとともに披露する一幕があった。

太田ははるを向かい合ったまま抱き上げ、身体を大きく上下に揺らして体重を予想。激しくお互いの身体を打ちつける演出があったため、視聴者からは《放送して大丈夫?》などと苦言が殺到していた。

「〝リンカーンの後継番組〟と銘打ったのがそもそもの間違いなのでは。出演者たちは嫌でも『リンカーン』を意識せざるを得ないですし、何とか面白くしようと突飛な行動をとるでしょう。結果、内輪ノリのような雰囲気となり、視聴者を置いてけぼりにしています。

また芸人に番組を任せすぎているのも問題で、たとえば22年続いた人気バラエティー『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)は、破天荒で行き当たりばったりに見える内容でも、きちんと〝台本〟が存在していました。芸人に面白さの責任を押し付けるのではなく、盛り上げる最低限の台本は、本職のプロデューサーに担保してもらったほうがいいのかもしれません」(同・ライター)

平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)は初回が4.6%だったのに対し、2回目は3.5%だった。これでは先が思いやられる。

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