『どうする家康』ハナコ岡部の熱演をドラマファン絶賛「泣かされた」 大河ドラマで2年連続お笑い芸人が大活躍

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松本潤　

松本潤　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ

11月5日に放送されたNHK大河ドラマ『どうする家康』で、お笑いトリオ『ハナコ』の岡部大が好演を見せ、視聴者の感涙を誘った。

「天下分け目」と題した第42回では、徳川家康（松本潤）と石田三成（中村七之助）が着々と関ヶ原の戦いの準備を進めるさまが描かれた。

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家康は各国大名に応援を働きかけ、「石田三成を討ち、我らが天下をとる！ 皆のもの、とりかかれ！」と鼓舞。それぞれが持ち場に向かうなか、岡部演じる平岩親吉はその場に残ると、家康をまっすぐ見つめながら「ようやく来たんじゃ」との思いを明かす。

また、家康の妻・瀬名（有村架純）を自害させてしまう悲しき過去を振り返り、「腹を切るつもりでございました。されど殿に止められ、お二人が目指した世を成し遂げるお手伝いをすることこそが我らの使命と思い直し、今日まで…」「その時が来ましたぞ！」とすすり泣きながら言うと、家康は親吉の胸を叩いて力強くうなずくのであった。

「岡部さんの人柄そのまんまでしたね」

「親吉は家康の幼少期から仕えてきた身。いつでも笑顔を絶やさず、まっすぐで正直な人柄であるため、苦しいときにこそ必要とされてきた人物です。史実では影の薄い存在ですが、ドラマでは見せどころが多く、主要家臣のひとりとして描かれてきました。

親吉を演じる岡部は、朝ドラ『エール』でヒロインの妹の相手役や、火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』（TBS系）で主人公の会社の先輩役などで誠実キャラを積み上げてきた。今回の役は適任で、視聴者から《岡部さんの人柄そのまんまでしたね》《ハナコ岡部に泣かされた》などと好評です」（芸能ライター）

放送後、岡部は自身のＸで、クランクアップを報告。《去年の6月名古屋でクランクインし、とんでもなくかけがえのない時間を過ごさせていただきました　徳川家臣団の一員になれたことを誇りに思います　最後まで心は殿と一緒です!!!　誠にありがとうございました!!!》と写真付きでつづっている。

「前期の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、仁田忠常を演じた『ティモンディ』高岸宏行の演技も好評でした。自害という最期を迎えた際、その胸に迫る演技が話題になり、お笑い芸人の大河ドラマ出演に嫌悪感を抱いていた視聴者も納得させた。岡部は高岸に続いて大河で結果を残した芸人に挙げられるでしょう」（同・ライター）

芸人のドラマ出演が増えそうだが、くれぐれも演技力の高い人物を起用してほしいものだ。

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