広瀬アリス『マイ・セカンド・アオハル』主人公の貧乏キャラはどこへ? 4万円の高級ワンピース着用で視聴者からツッコミ

画/彩賀ゆう

画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

広瀬アリスが30歳の大学生を演じているドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)のキャラクター設定が崩壊していると、視聴者からツッコミが相次いでいる。

主人公は、学歴もお金もないアラサー派遣OL・白玉佐弥子(広瀬)。一度は諦めた建築家になる夢を叶えるべく大学へ入学し、念願のキャンパスライフを送りながら、恋に勉強に奮闘している。

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「佐弥子は学生の頃に大学受験を受けようとしていましたが、当日に両腕骨折の事故に遭ったうえ、浪人するお金がなかったので就職。しかし派遣OLの給料は雀の涙ほどで、貯金は一切できず、30歳になるまでぼんやりと生きてきました。

ひょんなことから入学金を手にして大学へ入学していますが、ことあるごとに『お金がない』とぼやいています。しかし第3話、第4話になって、佐弥子の貧乏キャラが崩壊しているのです」(ドラマライター)

注目すべきは、佐弥子がデート用に購入していた2着のワンピース。憧れの建築家・日向祥吾(安藤政信)と出かけることになった際、佐弥子は緑のワンピースと黄色のワンピースを購入していた。だが、どちらも『お金が無い』と嘆く人が手を出せる金額ではないと話題になっている。

広瀬アリスが全然貧乏じゃない!

第3話で着ていた緑のワンピースは、『Mystrada(マイストラーダ)』の「シアードットワンピース」で、お値段は税込み2万6400円ほど。また、第3話終盤から第4話にかけて着用していた黄色のワンピースは、セレクトショップ『LOVELESS(ラブレス)』が販売している「ジオメトリックプリントドレス」で、価格は税込3万9600円だった。

作中でもワンピースを購入する際、友人から「てかアンタ、お金ないんじゃなかったの?」と言われていたが、佐弥子は「金は常にないですよ。まあでもね、こういう特別なときくらいお金使わないと…」と返していた。

「作中で佐弥子が着用している衣装は、それなりの値段がするものばかりです。数万円のブラウスを着ていたり、2万円以上のアクセサリーをつけていたり…。お手頃価格といえば、部屋着のTシャツくらい。いちいちリアルの値段を糾弾していたらキリがありません。そこはドラマだからと目を瞑るべきところでしょう」(ドラマライター)

もう一人、キャラ崩壊が指摘されているのが『なにわ男子』道枝駿佑が演じる大学生・小笠原拓だ。

第4話では、拓が片思いしていた桂山キイナ(伊原六花)に、1年間の想いをぶつけようとしたが、拓の恋は成就しなかった。それまでは奥手キャラだったものの、ラストシーンで拓は佐弥子とキス。視聴者から《告白は1年経ってもできないくせに、その場のノリでキスはできるのか》とツッコまれていた。

ドラマ中盤になって設定に綻びが生じ始めている『マイ・セカンド・アオハル』だが、それも見どころとして捉えたほうがストレスなくドラマを楽しめそうだ。

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