旧ジャニーズからTOBEに乗り換え! スポンサーの変わり身の早さに疑問の声も…

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Number_i  (C)まいじつ 

疑惑の事務所から移籍さえすればOKという発想も安直な気がするが…。

各企業が旧ジャニーズ事務所タレントの起用に及び腰となる中、滝沢秀明氏が社長を務める芸能事務所・TOBEに、スポンサーが急接近している。

TOBE所属タレントをめぐっては11月に『Number_i』の3人がイヴ・サンローランの広告に登場。期間限定ポップアップストアでプロモーション動画を流したところ、客が殺到して早期終了を余儀なくされた。


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23日には、三宅健がYouTube生配信を行い、リラクゼーションドリンク「moment(モーメント)」が制作協力についた。

25日には、所属アーティストによるバラエティー『とべばん』の初回が事務所公式YouTubeチャンネルで生配信され、回転寿司チェーン大手『スシロー』と、化粧品メーカー『KOSE』とのコラボを行っている。

「番組では『IMP.』がロケVTRで、スシロー店舗とMaison KOSE 銀座を訪問。スタジオにも寿司や化粧品が登場し、来年1月から全国のスシローで、メンバー考案のコラボメニュー『TOBE厳選! とべばん3貫盛り』を販売すると発表されました。KOSEもまた『とべばん×コーセー TOBE厳選コスメセット』として、スキンケア商品4点セットを77人にプレゼントすることを発表しています」(芸能ライター)

KOSEにとってはこの上ないビジネスパートナー

KOSEは『Snow Man』目黒蓮がシャンプー製品のCMに、渡辺翔太がグループ会社・ALBIONスキンケアブランドのアンバサダーに起用されていたが、性加害問題で共に降板。TOBEとのコラボは、旧ジャニーズからの鞍替えを意味しているとも言える。

「旧ジャニーズは11月を目処にエージェント会社を新規設立するとしていたが、人事や体制構築、資金繰りが難航しているのか、発足が当初より大幅に遅れている。この影響で、当初は補償専門だったSMILE-UP.社が暫定的にタレントと契約を結ぶことに。

また、新社長に内定している福田淳氏も、タレントからの人望が厚いとはいえないため、このままでは新体制について行けず、独立やTOBE移籍が相次ぐ可能性もあります」(同)

KOSEといえば、旧ジャニーズの会見後、タレントに移籍圧力をかけたとして炎上・釈明している。元ジャニーズタレントの溜まり場であるTOBEに急接近した理由は…。

「KOSEは性加害問題の記者会見後、ジャニーズ事務所タレントの起用中止を発表した上、《現在の所属タレントの皆さまや、そのマネジメント機能については、他社への移籍や、ガバナンス体制の整備された別組織の設立などの方策によって、早急に対応すべきである》との声明を発表している。

これはつまり、『ジャニーズという看板は風当たりが強いが、タレント人気にはあやかりたいため、別事務所に移籍してほしい』とも言い換えられる。ジャニーズ時代から多くのファンを抱え、人気獲得の期待ができるTOBEは、好都合なビジネスパートナーなんです」(広告アドバイザー)

中身ではなく、ラベルさえ入れ替えれば不問なのか。

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