石原さとみ、3年ぶりの連ドラ『Destiny』主演決定! 吉高由里子のヒットドラマ『最愛』要素を活かせるか

石原さとみ

石原さとみ (C)まいじつ 

11月26日、俳優の石原さとみが2024年4月期のドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)で主演を務めることが分かった。石原が連続ドラマで主演を飾るのは、およそ3年ぶり。早くも期待の声が多く飛び交っているが、同ドラマには2つの懸念点があるという。

「Destiny」は、石原演じる女性検事・西村奏を中心に繰り広げられるサスペンスラブストーリー。〝とある死亡事件〟から12年の月日が経ったある日、念願の検事となった奏の前に〝例の事件〟以来、消息不明だった同級生が現れ、再び過去と向き合うことになる。そして父の死の真相、友人の秘密の顔、恋人との再会…さまざまな出来事が交錯し、1本の線で繋がったとき、物語は思いがけない結末へとたどり着く――。

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「石原といえば、不人気ドラマの〝請負人〟として業界内では有名。3年前のドラマ『恋はDeepに』や『高嶺の花』(いずれも日本テレビ系)、『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)など、いずれも散々な結果に終わっており、2018年放送の『アンナチュラル』(TBS系)以降ヒット作に恵まれていません。しかし『Destiny』については、吉高由里子のヒットドラマ『最愛』(TBS系)と似たような雰囲気を感じさせることから、世間の期待値はかなり高いようです」(ドラマライター)

若手俳優の需要に勝てるか

しかし、前評判はいいものの、拭えない懸念点もある。

1つは、石原の演技力。木村拓哉と同じように、どの作品でも石原の演技は、中の人〝石原さとみ〟が顔を出しがち。特に現在は、今田美桜や神尾楓珠、鈴鹿央士ら実力派の若手俳優が台頭しつつあり、ドラマ1つをとっても同クールに何作品も出演している俳優が目立っている。

演技力があり、画面映えする若手俳優が局によって囲われているいま、石原のワンパターン演技では視聴率獲得は難しいかもしれない。

2つ目は、ドラマの主題歌。『アンナチュラル』がヒットした要因の1つには、米津玄師による主題歌『Lemon』の人気も大きく関係しているだろう。ドラマの内容に合った歌詞や、メロディアスな曲調などが後押しし、ドラマをヒットに導いていた印象だ。

『Destiny』の主題歌はまだ発表されていないものの、慎重な人選が求められるところ。『アンナチュラル』と『Lemon』のような化学反応を見せてくれる主題歌が選ばれると良いのだが、仮に旧ジャニーズの起用などがあれば、乏しい結果になりかねない。

久しくヒット作に巡りあえていない石原。3年ぶりとなる連ドラは、『アンナチュラル』に並ぶ視聴率を期待したいところだ。

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