鈴鹿央士、来年もヒットは無理? 1月新ドラマ『闇バイト家族』主演抜擢の懸念点

鈴鹿央士 

鈴鹿央士 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

俳優・鈴鹿央士が、来年1月期スタートの新ドラマ『闇バイト家族』(テレビ東京系)で主演を飾ることが発表された。

闇バイトに関わった5人の老若男女を描いたドン底エンターテインメント。底辺人生を送る男女が、ニセ家族を演じながら人生の再起を図るという完全オリジナル作品だ。鈴鹿は逃げ足の速さだけが取り柄の主人公・田中颯斗を演じる。

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ほかにもヒロインに山本舞香、お人好しのクズ父親に光石研、無一文の母親に麻生祐未、伝説の空き巣だった祖父を綾田俊樹が務める。

ドラマの公式Xは《ユーモア満載なドラマです お楽しみに》と宣伝。一見実力派揃いで期待が持てそうなのだが、ポストのいいね数は、12月6日時点で100件に届かず。コメントも2件程度にとどまっており、全く話題になっていないようだ。

ドラマ成功のカギは脚本家?

「鈴鹿は昨年大ブレーク。大ヒットドラマ『silent』(フジテレビ系)で脚光を浴び、『ドラゴン桜』第2シリーズ(TBS系)や『六本木クラス』(テレビ朝日系)など、そのクールの〝覇権ドラマ〟といわれる大作に出演してきた。

今年は『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)でダンサーを目指す少年や、ドラマ『君に届け』で王道ヒーローを演じましたが、あまり評価されず。現在放送中のドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)の同性愛者役がハマり役だと言われましたが、全体的には不遇の年となりましたね」(ドラマライター)

さらに「闇バイト家族」には、もう一つの懸念点がある。それはテレビ東京のドラマ放送枠が大ヒット作『きのう何食べた?』と同じということだ。「闇バイト家族」は後継ドラマとしてスタートするため、ルーティーンでドラマを見ていた人を獲得しやすい反面、1話で飽きられてしまうと挽回できなくなってしまう。

唯一の希望は脚本を手がけるのが、『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)の脚本を担当した金沢知樹氏だということだろう。「ドラマ24」ならではの作品の活かし方を熟知している金沢が、「闇バイト家族」を魅力たっぷりに描いてくれると良いのだが…。

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