松本潤『どうする家康』歴代大河ワースト2位の視聴率!“テレビ離れ”を言い訳にできないモヤモヤ感

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』が、12月17日の放送をもって最終回を迎えた。最後まで視聴率が振るわず、〝歴代ワースト2位〟という結果だった。

第48話『神の君へ』には、サプライズゲストとして小栗旬が出演。小栗出演の事前予告や最終回効果があったからか、視聴率は12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、前週より1.3ポイント上昇した。


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「最終回は放送時間を15分拡大しましたが、回想シーンが続いたほか、死んだはずの瀬名(有村架純)や松平信康(細田佳央太)が登場して長々と語るなど、5分で終わるようなシーンを延々と放送しました。全48回の平均世帯視聴率は11.2%。これは2019年放送の『いだてん』の8.2%に次ぐ、大河ドラマ史上2番目の低い結果です」(ドラマライター)

『どうする家康』が歴代ワースト2位だったワケ

『どうする家康』は大河史上、最も不評だったといっても過言ではないという。

「歴史上で大事なエピソードがダイジェストだったことや瀬名をゴリ押しするなど、数えきれないほど批判を呼びました。脚本の粗が指摘され、見たいシーンが見れないことで、視聴者をモヤモヤとさせ続けました。

『いだてん』以降の作品は全話平均で『麒麟がくる』14.4%、『青天を衝け』14.1%、『鎌倉殿の13人』12.7%。『鎌倉殿の13人』は数字を下げていますが、三谷幸喜氏の脚本が好評で根強いファンが多い。一方で『どうする家康』は大河ファンも首を傾げてしまう内容でした」(同・ライター)

2024年1月7日からの大河は、吉高由里子が紫式部を演じる『光る君へ』が始まる。

ベテラン脚本家・大石静氏のオリジナル脚本ということで注目されているが、大河ブランドを取り戻すことはできるのだろうか。

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