元野球選手の仁志敏久氏、野村弘樹氏がフリーアナウンサー・田中大貴のYouTubeチャンネルに出演。今季セ・パ両リーグの順位を予想した。
23日公開の動画では、パ・リーグの順位を予想。仁志氏はソフトバンク、野村氏はオリックスが優勝すると推測した。仁志氏は山川穂高のFA加入や、小久保裕紀監督の就任がソフトバンクにとって大きいと指摘。「一度引き締められて、チームとして考え直させる時期になる」と、チーム改革が進むのではと考える。
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野村氏が優勝予想したオリックスは、山本由伸（前年16勝）、山崎福也（同11勝）が昨オフ移籍した。ただ2投手の稼いだ貯金は16で、2位のソフトバンクに前年15.5ゲーム差をつけている。「それ（2人の貯金）を引いてもソフトバンクに並ぶ（程度）」と野村氏は指摘し、先発投手の山下舜平大が勝利を上積みすれば優勝ラインには届くと見立てた。
また26日公開の動画で2人は、セ・リーグの順位を予想。仁志氏は阪神、野村氏は巨人が優勝すると予想した。野村氏いわく「菅野（智之）がすごい良かった」。昨季、菅野は4勝にとどまったが、今年は不調には陥らないと指摘する。ほかにも投手陣を補強したのが大きく「僕はいけるような気がしてる」と推察した。仁志氏は阪神について「セ・リーグはここ数年見てると、1回優勝すると2、3回（優勝）するんです」と振り返る。阪神の選手たちが優勝して勝ち方を覚え、かつレギュラー陣を中心とした顔ぶれが大きく変わっていないことを考えると「勝つ要素は大きいかな」と分析している。
春季キャンプが終わったばかりで、オープン戦が始まって間もない時期の順位予想となったが、視聴者は「こういうオフシーズンの予想が1番楽しいや」「野村さんとだいたい同じ予想です」と、早めのペナントレースの展望を楽しんでいた。