川勝知事の職業差別発言に、高須幹弥氏「僕は川勝知事の知性が低いと思う」「アップデートが追いついていなくて、問題発言を…」

高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥氏が4月4日、自身のYouTubeチャンネルを更新。静岡県の川勝平太知事の職業差別発言について私見を述べた。

川勝知事は1日、新規採用職員向けの訓示で「県庁はシンクタンク(政策研究機関)だ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」などと発言。川勝知事は当初、自身の発言が新聞社によって切り取られたと主張していたが最終的には謝罪する形となった。

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川勝知事の訓示全文を読んだ高須氏は「全体的には悪くない」と評価しているが、「“野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い” という発言、あそこは大きな問題ですね」と指摘。第1次産業、第2次産業に従事している人は「毎日単純な作業を繰り返しているだけの仕事なので知性とか頭脳はいらない」と川勝知事は捉えているのではないかと述べた。

リニア中央新幹線静岡工区の工事着工に立ちはだかってきた川勝知事に不満を持っている人が多い中、問題発言があったら叩かれるだろうといつも以上に発言を注意しなければならないにも関わらず、職業差別発言をしたのは「僕は川勝知事の知性が低いと思いますね」とバッサリ。

高須氏は川勝知事の職業差別発言はいつの時代でも「絶対アウトだと思う」とした上で、昔は許されたけど今はダメになっていることがあり、アップデートが必須であると指摘。川勝知事は高齢のため新しいことが吸収できなく頑固になっており「アップデートが追いついていなくて、問題発言を度々してしまうってことがあると思うんですよね」と語った。「今の日本の空気を読んで生きていくっていうのが政治家にとって重要」と締めくくった。

参考:YouTubeチャンネル『高須幹弥(高須クリニック)』

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