ジャンプに天才マンガ家現る! 読切『死神に願う』作者の経歴がスゴすぎる

ジャンプに天才マンガ家現る! 読切『死神に願う』作者の経歴がスゴすぎる

ジャンプに天才マンガ家現る! 読切『死神に願う』作者の経歴がスゴすぎる (C)PIXTA

2月28日に発売された『週刊少年ジャンプ』13号掲載の読み切りが、大きな話題を呼んでいるらしい。新人の登竜門『手塚賞』に準入選を果たした作品なのだが、その作者が“天才”だという。その経歴はあまりにも驚異的だ。

※『死神に願う』の内容に触れています

一躍注目を浴びているのは、地下すいによる『死神に願う』という作品。物語は、18歳の主人公が高校卒業と同時に、死神と対面するシーンから始まる。

死神は「2年後に死が訪れる」と主人公に告げ、「代わりに願いを1つ叶える」と約束。そこから2人の不思議な共同生活が描かれていく。

ストーリーに絡んでくる登場人物はごくわずかで、言葉のやりとりも最小限。淡々とした展開ながら、見るものを引き込む力を持っている。実際に読者からは、《死神に願う面白かったな。ジャンプっぽくはないけどめっちゃ好き》《久しぶりにこんなに静かで心が凪ぐ漫画に出会ってとても満たされた気持ちになった》《淡白っちゃ淡白なんだけどおしゃれで引き込まれる、普通に最後じわじわ鳥肌立った》と絶賛の声が相次いでいた。

また編集部や、「手塚賞」の審査員からも高く評価されている様子。審査員の1人、『僕のヒーローアカデミア』作者の堀越耕平も「めちゃくちゃ好きです」と太鼓判を押すほどだ。

天才肌? 謎すぎるバックボーン

漫画もさることながら、より注目を集めているのは地下すいの経歴。現在28歳という年齢だが、「死神に願う」が初めて描いた漫画であり、かつ日常でも漫画をほとんど読まないそう。つまり漫画に対するノウハウがほとんどない中で描きあげられた作品が、いきなり賞レースで好成績を収めてしまったことになる。

この事実は読者にも衝撃を与えており、《天才の所業よ、これ》《ナニモンなんだ地下すい先生…》《漫画を読んでこなくて初めて漫画を描いて面白いって天才過ぎる…バクマンの平丸さんみたいだね。まさしく漫画に出てくるような人だ!!》と、類まれな才能におののく声も。

さらに地下すいが好きな漫画として挙げていたのは、約14年前に「ジャンプ」で連載されていた河下水希のラブコメ『初恋限定。』だった。今回の作品と似ても似つかない作風であり、流行の漫画や分かりやすい名作を挙げないあたりにも、“天才”らしい風格が漂っている。

ちなみに担当編集者が言うには、審査の際に最高位の賞である「入選」に推す声も多かったのだとか。「入選」は、過去を振り返っても受賞作が20作に満たない狭き門。それほどの才能が漫画家としてさらに腕を磨けば、とんでもない作品を生みだしてくれそうだ。

文=野木

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