米津玄師はアニメMVのパイオニア? ネット民が反発「違う」「失礼すぎる」

米津玄師 

米津玄師 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

2月6日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)が、大人気アーティスト・米津玄師について特集。その中で米津が〝アニメMVのパイオニア〟として取り上げられたのだが、ネットユーザーからは怒りの声が上がっているようだ。

米津の特集が組まれたのは、フリーアナウンサーの石井亮次がさまざまな成功術をプレゼンする新コーナー『先生これ知らんでしょ?』。記念すべき初回の題材となったのが米津で、彼の「作曲能力」「MV」「作詞能力」について解説していく。

石井は米津のMVは若者に刺さると前置きすると、デビュー当時はアニメーションMVを一人で制作していたことについて触れる。そして近年大ヒットしたアニメMVとして、人気音楽ユニット『YOASOBI』の『夜に駆ける』やAdoの『うっせぇわ』を例に挙げ、米津の影響でアーティストがアニメMVを作るようになったと説明。最後に「つまり、米津玄師さんこそ昨今のアニメMVブームを作ったパイオニアという方なんです」と米津を褒めちぎるのだった。

ニコニコ民ブチ切れ! 解釈違いと大合唱

しかし米津がアニメMVのパイオニアとして紹介されることに疑問を抱いた人も多いようで、ネット上には、

《初耳学の米津玄師はアニメMVのパイオニアは流石に違う》
《米津さんのことアニメMVのパイオニアとか言ってたの? 米津さんにもマジの先駆者の方々にも失礼すぎるでしょ》
《米津さんがアニメMVのパイオニア的な事を言った瞬間に、解釈違いすごかったな》
《アニメMVのパイオニアって言われた点に関してはすんごい勢いで顔を横に振った。もうちょい調べてから放送してくださいよ》
《米津さんはすごいと本当に思うけど、アニメMVのパイオニアは違くないか…?》
《米津玄師がアニメMVの原点だって言われるとそれは違くねぇかって思ってしまうニコニコ民》

などの批判が続出。確かに米津が『アイネクライネ』のアニメMVを発表する以前も、多くのアーティストがMVにアニメーションを使用していたことは間違いない。

しかし、アニメMVが露骨に目立ってきたのは、「アイネクライネ」以降だろう。アニメMVで思い浮かぶ「YOASOBI」もAdoも、米津より後に出てきたアーティスト。同時代に活躍するアーティストへ影響を与えたということでは、米津はパイオニアなのかもしれない。

妙なところで話題に挙がってしまった米津だが、彼自身はどのように思っているのだろうか…。

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