金ロー『チャーリーとチョコレート工場』吹き替えが大不評「藤原啓治派です」

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2月18日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、ジョニー・デップ主演の映画『チャーリーとチョコレート工場』を放送。しかし、デップの吹き替えに違和感を覚える視聴者が続出し、ネット上で不評が殺到しているようだ。

同作は、言わずと知れたティム・バートン監督の大人気ファンタジー。ウィリー・ウォンカ(デップ)が経営するお菓子工場を舞台に、5人の〝幸運な子どもたち〟に待ち受ける不思議な体験を圧倒的なグラフィックと世界観で描いたストーリーだ。そんな同作においてウォンカの声を務めたのが、人気声優の宮野真守。劇場版のウォンカを担当していた声優・藤原啓治さんとは違い、少し若々しい印象のウォンカを演じていた。

「『金曜ロードショー』で放送される洋画は、吹き替えが〝日本テレビ版〟に変更されることが多々あります。そのため劇場公開版の担当声優を知る人から、たびたび批判の声が寄せられてきました。ストリーミングサービス全盛のこの時代、不満があるなら動画配信サービスで字幕版を見ればいい気もしますが…」(芸能ライター)

やはり偉大な声優には敵わない?

若手声優の中でも無類の人気を誇る宮野。ところが彼の声に違和感を覚える人も多く、

《やっぱりジョニーデップの吹き替えは、宮野真守より藤原啓治派です》
《どう考えても劇場版のチャーリーの話し方と声の方が良いよね…》
《声聞いたらジョニーデップじゃなくて宮野真守にしか聞こえないのは私だけでしょうか? なんか違和感あるんだよな》
《宮野真守は大好きなんだが、チャーリーとチョコレート工場ではなんか違う》
《最高に違和感しかない。ジョニーデップに宮野真守はダメです》
《上手いけど合ってない。なんか深みが足りない》
《いい声だけど嫌味が嫌味に聞こえないね。声が爽やかすぎる》
《宮野真守は決してあってなくないんだけど、藤原啓治の方がこじらせ変人感があって好き》

などの不評が溢れかえっていた。

「『チャーリーとチョコレート工場』では藤原さんでしたが、ジョニーの声は基本的に声優の平田広明が務めています。平田は本人からも公認される専属の吹き替え声優で、今回の放送では《ジョニーデップの吹替えは、やっぱり平田広明》《ジョニーデップは平田さんという固定観念》といった声も少なくありませんでした。残念ながら宮野の入り込む余地はなさそうですね…」(芸能ライター)

声優としての実力は高い宮野だが、イメージが定着してしまっているせいで受け入れられなかった模様。やはり視聴者の中にある〝思い出補正〟には勝てないようだ。

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