ペヤング焼きそばに隠された法則性…「頭文字G」の商品が多い理由

(C)sasazawa / Shutterstock 

大人気インスタント焼きそば『ペヤング』シリーズから、3月7日に『ペヤング 獄激辛やきそばFinal』が発売され、その地獄のような辛さが話題になっている。これまで多くの変わり種焼きそばを発売してきた『ペヤング』だが、商品には〝ある法則性〟があるようだ。

「獄激辛やきそばFinal」は、〝泣けるほど辛い〟獄激辛シリーズの最新作。その辛さは、2020年に発売された『ペヤング 獄激辛やきそば』の2倍だという。そもそも「獄激辛やきそば」は、2018年に発売された『ペヤング 激辛やきそばEND』の3倍の辛さとのことなので、「獄激辛やきそばFinal」は想像を絶する辛さなのだろう。

「獄激辛やきそばFinal」の辛さはネタ切れのユーチューバーから注目を集め、ネット上で大きな話題に。一方で、辛さと共に注目を集めたのが、変わり種商品の名前だ。「ペヤング」は限定商品として、話題になっている『獄激辛』シリーズにはじまり、『GIGA MAX』『魚介MAX』シリーズといった、頭文字が「G」になる商品を発売してきた。

「イニシャルG」にザワつく消費者

「Gで始まる商品が増えたのは、2016年ごろから。『ペヤング』愛好家をドン底に突き落とした『ゴキブリ混入事件』以降からです。『ゴキブリ混入事件』の発端は、とある消費者がツイッターに投稿した1枚の写真。そこには、『ペヤング』の麺に混ざってカラッと揚がったゴキブリの死骸が写っていました。この写真は瞬く間に拡散されて炎上。8年前のことなので、もう忘れている人も多いかもしれませんが、当時は『ペヤング』が販売中止になる一歩手前の大騒動になりました』(ネットニュースサイト編集)

「ゴキブリ混入事件」を忘れていない消費者からは、

《ペヤングが激辛系を出し続けてるのはサジェストからゴキブリを消すためだけだからなぁ》
《「ペヤング ご」と打ったときに、予測変換で「ゴキブリ」が出ないようにするために良くも悪くも有名にさせ、あそこまで辛くしたのでは?と思ってる》
《ゴキブリを検索ワードに出ないようにするために必死なんだろうけど、本当に気持ち悪いなって感想しか出てこない》
《ペヤング獄なんたらが話題やね。ゴキブリ混入の件未だに忘れてないから買わんけど》
《未だにペヤングをみるとゴキブリを思い出すのは俺だけか》

などといった厳しい意見が続出している。

真偽は不明だが、「ペヤング」が頭文字Gの商品を不自然なほど数多く発売してきたことは事実。Gシリーズは、「ゴキブリ混入事件」の隠れ蓑なのだろうか…。

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