映画評論家が園子温を擁護!? 世間と温度差クッキリのワケは…

(C)Syda Productions / Shutterstock

映画評論家でコラムニストの町山智浩氏が4月6日、自身のツイッターを更新。親交の深かった園子温監督の〝性加害〟疑惑について「全く知らなかった」と発言し、映画ファンを唖然とさせている。

4月4日配信の『週刊女性PRIME』では、園監督が自身の作品へ出演した女優を自分の事務所に呼び出し、性行為を迫ったと報道。

また、「主演には大体手を出した」「女はみんな、仕事が欲しいから俺に寄ってくる」などと発言していたことを暴露していた。

その件について町山氏は、《園子温監督の件はショックです。10年前、このドキュメンタリーの取材を受けている彼と偶然出会い、その後も数回会いました。女優については失恋体験しか聞いてません。自分は米国在住で、邦画業界内での噂は知りませんでした。不勉強でした。それでも『愛のむきだし』は映画の奇跡だと思っています》とツイート。園監督の行為について知らぬ存ぜぬで通した。

園子温監督と付き合いが深かった町山氏

しかし、町山氏は過去にラジオ番組で、ゴールデン街で園監督と一緒に飲んだことを明かすなど、散々親しいことをアピールしていた。今回の町山氏の園監督擁護ともとれる発言に、ネット上では

《園監督については以前から色々噂になっていたのに、町山が知らないはずないでしょ。言い訳がひどい》
《河瀬直美監督を批判していた時との温度差が大きいですね。やっぱり仲の良い監督のことは批判できないのかな》
《リプできないように設定している時点でお察し。最初から無理にツイートしなければいいのに》
《やっぱりこの人も園監督と同じ感覚なんだろうな。きちんと断罪できないことに呆れました》
《園子温と交流のあった著名人が軒並みだんまりを決め込んでるのが草》
《園子温を明確に批判したのが今のところ本広克行監督だけってのが中々興味深い。他の日本映画界の人間は見て見ぬふりだしなぁ》

など、呆れる声が広がっている。

「町山氏は現在、アメリカ在住ですが、サラリーマン時代に『映画秘宝』シリーズを創刊するなど、映画業界では知る人ぞ知る存在です。過去には園監督の『愛のむきだし』を大絶賛しており、園監督と親密な関係なのでしょう。本人も映画ファンからツッコまれたくないのか、ツイートにコメントできないように設定しています。映画ファンが呆れるのも仕方ないでしょう」(雑誌編集者)

園監督は5日に手書きの謝罪文を公表しているが、あまりにも汚い文字、文字列がぐちゃぐちゃ、改行する位置がバラバラ…という酷い文章に、世間はより一層冷たい目を向けている。

真実が明るみに出る日はいつになるのだろうか…。

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