スパイダーマンはディズニー出禁…マーベルキャラ“仮装解禁”も「仲間外れ」

(C)Ned Snowman / Shutterstock

『東京ディズニーランド』と『東京ディズニーシー』は、秋のスペシャルイベント『ディズニー・ハロウィーン』を9月15日から10月31日まで開催する。しかし期間中のコスプレについて、〝あるキャラクター〟を巡り、ネット上で落胆の声が相次いでいる。

イベントではそれぞれの施設ならではのプログラムを展開。期間中は全身仮装をした状態で入園できるため、仮装を目的に訪れる人も多く、ファンが楽しみにしている人気行事となっている。

しかし、仮装にさまざま々なルールがあり、『TDL』は公式サイトに『仮装ガイド』を掲載。特に注意が必要なのは〝仮装対象キャラクター〟だ。

「仮装の対象はディズニーキャラのほか、パレード・ショーなどに出演するダンサーや出演者、ディズニー作品内に登場するオリジナルキャラなどに限定されています。昨年までは『アイアンマン』や『キャプテンアメリカ』など、マーベルのキャラクターは仮装禁止でしたが、今年はついに解禁され、ファンから歓喜の声が上がっています。マーベルは2009年に『ウォルト・ディズニー・カンパニー』に40億ドルで買収されたことにより、完全子会社となっていますが、今までは世界観の異なるキャラクターをよしとしなかったのでしょうね。マーベルファンにとっては朗報といえるでしょう」(エンタメ誌ライター)

『スパイダーマン』NGに落胆の声

今年もさまざまキャラクターの仮装がパークを埋めることになりそうだが、一方で、なぜかマーベルの超有名な〝あるキャラクター〟だけがコスプレを禁止されているという。

「実はマーベルは過去にヒーローの権利を各社にバラまいていて、現在はそのほとんどをディズニーが保有しています。しかし、『スパイダーマン』だけはソニーが所有しているため、仮装をOKすることができないのです。マーベルの象徴的な存在だけに、正直、手落ち感は否めないですね」(前出・ライター)

実際に、ネット上では

《マーベル解禁で歓喜した俺、スパイダーマンがNGだったことにガックリ肩を落としている》
《マーベル仮装解禁のニュース、スパイダーマンだけ仲間外れでかわいそう》
《大人の事情を知らずにスパイダーマンやっちゃう人いそうだなぁ》
《スパイダーマンだけ除外されているのは大人の事情なのかな? なんだか解せないなぁ》
《そもそもマーベルを除外してることだけでも了見狭いと思ってたのに、やっと解禁されたと思ったらスパイダーマンはなしかぁ》

など、嘆きの声が相次いでいる。

マーベル解禁で夢が広がった分、「スパイダーマン」ファンはガッカリだったのではないだろうか。

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