『東大王』高校生クイズ甲子園で“20歳”が優勝! 高専5年生の出場に賛否…

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全国273チーム、800人以上の高校生が参加した『東大王クイズ甲子園2022』(TBS系)が8月24日に放送。島根県の松江高専がチャンピオンに輝いたのだが、ネット上でさまざまな声が上がっている。

スタジオには、前回王者シードチームの栄東高等学校を含む予選を勝ち抜いた10校11チームが集結。

Aブロックでは王者・栄東と四天王寺が60ポイントで同点1位になったため、サドンデス問題が出され、栄東のリーダー・笠井が決めて準決勝へ進出する。

Bブロックでは、最後の早押し問題をとった都立青山が逆転で1位通過。Cブロックは、松江高専が同志社を破り、勝ち上がった。

準決勝ではサバイバルマッチを勝ち上がった県立浦和が加わり、A、B、Cブロックの勝者と共に〝限定しりとり〟に挑戦。都立青山が3人失格で敗退が決定した。

決勝戦では前半の筆記問題を終えた時点で県立浦和がトップだったが、最後に松江高専が逆転し、見事、優勝に輝いた。

参加者の条件にイチャモンも…

白熱したバトルに、視聴者からは

《今年もかなりの熱戦だったね。みんな本当に頭いいなぁ》
《野球もいいけど、クイズ甲子園も白熱するね。松江高専優勝おめでとうございます!》
《決勝戦の松江高専最高だった。定期的に東大王に出演して、いい意味で場を荒らして欲しい》
《佐々木くんの覚醒ぶりに震えました。松江高専の皆さん、優勝おめでとうございます!》

など、祝福の声が寄せられている。一方、〝高等専門学校〟が優勝したことに対し、ネット上では

《松江高専すごかったね。でも20歳はズルいなぁ。参加は3年生までにしないとやっぱり不公平だよ》
《20歳の大人が17、18歳に勝って楽しいの?》
《高専って高校生かも知れないけど20歳だから他の高校生とはやっぱり違うよね。ちょっとしたチートじゃん!》
《高専の5年生と普通の高校生を比べちゃいけないと思う。負けた浦和の子がかわいそう》
《松江高専の5年生が高校生をボコボコにしてた。さすがに20歳と高校生を対決させたらダメだろ。これは番組が悪い》

など、難色を示す声も上がっている。

「優勝した松江高専は後期中等教育段階を包含する5年制の高等教育機関で、チームのメンバーが5年生の20歳だったことから、〝不公平〟という声が上がっていますね。いわば、高校生の大会に大学生が混ざっているようなものですから、少なからずアドバンテージがあるのは確かでしょう。もっとも、ルール上は参加を認められているので、こればかりは仕方ないですね。今後、高専の無双が続くようであれば、ルールの変更があるかもしれません」(テレビ誌ライター)

2歳年上というアドバンテージがあったのは確かだが、それでも早押しが強かった松江高専。ここは素直に優勝を祝福しよう。

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