『ホロライブ』風真いろはがオタクのイジリに我慢限界…「いい加減にやめてほしい」

『ホロライブ』風真いろはがオタクのイジリに我慢限界…「いい加減にやめてほしい」

『ホロライブ』風真いろはがオタクのイジリに我慢限界…「いい加減にやめてほしい」 (C)PIXTA

『ホロライブ』に所属する人気VTuber・風真いろはが、活動初期からイジられ続けてきた“忍者ネタ”についてお気持ちを表明。リスナーから「忍者」としてアレコレ言われることが、実はプロレスではなく本当に嫌だったようだ。

忍者イジリはイラストレーターに失礼?

風真いろはは「ホロライブ」6期生としてデビュー。『秘密結社holoX』の用心棒として雇われた“侍”という設定なのだが、衣装の見た目などから“忍者”扱いされることが多く、定番ネタとして定着しつつあった。

しかし先日行われた『Minecraft』の配信にて、「マジでいい加減にやめてほしいんだよね忍者ネタ」と吐露。理由としては、彼女のデザインを担当したイラストレーター・うみぼうず氏に対して、失礼にあたるということだった。

VTuber界隈では“体”をデザインしたイラストレーターを「ママ」と呼ぶ慣習があるが、風真いろはは「ママ殿が侍として風真を仕立ててくれたくれたのにね? 忍者って呼ばれすぎるのは嫌なんだよね」「海外ニキ(海外リスナー)も見てるからさ、浸透しちゃって収拾つかなくなっちゃったらまずいのよ」などと説明。うみぼうず氏が侍としてデザインしたにもかかわらず、忍者キャラが定着してしまうことを危惧しているようだ。

突然の忍者イジリNGにリスナー困惑

風真いろはのお気持ち表明に、ネット上では《風真いろは忍者扱いするとキレるのまじ?》《面白いかどうか抜きにして、英語圏含めて認知しやすい、いい材料だと思ったんだけど》《何が逆鱗に触れたのか全く分からん》《忍者イジり以外絡み方がないから…》といった声が。風真いろはの怒りとリスナーの意識にギャップがあり、困惑している人もいるようだ。

また、そもそも「風真(かざま)」という苗字自体が、「風魔一族」で知られる通り忍者を連想させるネーミングだったり、剣を腰ではなく背中に背負っているデザインだったりと、公式があえて忍者に寄せているようにも見える。そのため一部では、《キャラデザのコンセプトが「忍者に誤解される侍」なんじゃないの?》とも言われていた。

その他「ホロライブ」メンバーの忍者イジリを受け入れたり、エイプリルフールで「実はかざま 忍者でござる」と嘘をつくなど、本人も「忍者」をネタにしていた節がある。そう考えると突然突き放されたリスナーが気の毒にも思えるが、それはそれとしてVTuberに限らず、オタクは面白くなくても同じネタを延々と擦りがちだ。

もしかすると風真いろはは元々“面白くなるなら”と許容していたが、しつこいイジリに耐えかねた…という流れなのかもしれない。

いずれにせよ、内輪ノリで一見さんお断りの雰囲気を作らないためにも、今回の出来事はちょうどいい機会だったはずだ。

文=大上賢一

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golubovystock / PIXTA