日曜劇場が“月9”に敗北! 初回放送から暗雲「ドラマのTBSは終わった」

妻夫木聡 

妻夫木聡 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

〝ドラマのTBS〟という謳い文句は、もはやこれまでか。

TBSの看板ドラマ枠・日曜劇場『Get Ready!』が、1月8日からスタートし、平均世帯視聴率が10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことがわかった。

これは、9日にスタートしたフジテレビ系の月9枠『女神の教室~リーガル青春白書~』の10.5%を下回る数字である。

「日曜劇場といえば、『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』で大ヒットし、枠にファンがついている状態。2021年に放送された4作品『天国と地獄~サイコな2人~』『ドラゴン桜』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『日本沈没-希望のひと-』の初回平均視聴率は軒並み約15%の好記録をマークしていました。最もクオリティーの高い日本ドラマとして評判でしたが…」(芸能記者)

ダサすぎるよ!『Get Ready!』

しかし、2022年に入るとその人気も下火に。秋ドラマの『アトムの童』に至っては、主な視聴者層に馴染みの薄いゲームというテーマだったためか、初回から8.9%と目も当てられない結果を叩き出す。

その内容は「半沢直樹」の成功体験にしがみつくような劣化した下剋上物語だった。

1月期の『DCU』も、視聴者をナメているとしか言えないような出来で、日曜劇場どころか、他の枠でも大失敗だっただろう。2022年の最凶クソドラマという評判も獲得している。

「今回の『Get Ready!』も、妻夫木聡や藤原竜也といった豪華俳優陣を迎えたものの、まるで特撮ヒーローを観ているかのような寒い台詞とシーンのオンパレード。特に、妻夫木演じるブラックジャック風の主人公が、『…Get Ready』という掛け声で手術を始めたとき、そのダサさに全視聴者が涙したことでしょう。これで〝ドラマのTBS〟とは笑わせてくれます」(テレビ誌ライター)

TBSは早急にドラマ班の見直しを行うべきだ。

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