北川景子 （C）まいじつ　

4月23日に放送された大河ドラマ『どうする家康』（NHK）で、浅井長政の継室にして、織田信長の妹・お市（北川景子）の行動に猛批判が集まっている。

同エピソードで描かれたのは、史実でも有名な「姉川の戦い」。信長（岡田准一）への謀反を仕掛けた長政（大貫勇輔）との戦が迫る中、先陣を務める徳川家康（松本潤）の元へ、謀反に加わるよう呼び掛ける密書が届く。

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家康は迷いながらも謀反に加わる方向へと傾くが、家臣の意見も割れて、大いに悩む。最終的には、家臣の説得もあって、やはり信長に仕える決意をしたのだった。

明暗決した長政は、お市に「織田家に戻りたければ、そうせよ。達者でな」と別れを告げ、織田・徳川軍は浅井・朝倉軍を撃退。長政が城に戻ると、お市は「兄は一度裏切った者を決して許しませぬ。こうなった上は、覚悟を決めました。兄を、織田信長を、何としても討ち取りなされ！」と激励するのだった。

なんとも勇ましいセリフだが、一連の騒動、よく考えると諸悪の根源はこのお市にある。

お市が一番場を乱している？

「お市は長政の謀反に気付くと、阿月（伊東蒼）を遣わせて家康にこれを密告。これで謀反が伝わり、長政は撃退されたことで死にかけます。その長政がお市に『織田の元へ帰れ』と身を案じても、お市は帰らないどころか、ここまで来たら織田を討てと煽る。いわば一連の事態はお市の自作自演とすら言うことができ、目的も動機も意味不明です」（メディアマネージャー）

ネット上にも、《自分を裏切り、ならば義兄のもとに帰れと言えば帰らず、挙げ句の果てに義兄を殺せと煽り出す妻。大河史上最も気の毒な浅井長政であることは間違いない》《前回の話とお市の方の対応が急に180度変わるのはおかしすぎ。今までの展開といいこの脚本家は連続ドラマできない人なんですかね》《ファンタジードラマなら、幾らでも創作したらいいと思うけど、大河であまりにも創作が過ぎると、間違えて歴史を覚える人がでてくる》といった声が。

猛批判で大炎上の様相を呈している。

これもストーリーの酷さで知られる脚本家・K氏の為せる技か。