『教場0』天海祐希ドラマと視聴率逆転へ…カギはあの元アイドル?

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

天海祐希が主演する月10ドラマ『合理的にあり得ない』(フジテレビ系)が相対的に人気度を増している。木村拓哉主演ドラマ『風間公親-教場0-』(同)の後の時間帯だが、月9ドラマの失速っぷりは目も当てられない情勢。5月8日の放送で『合理的にー』が『教場』を上回る兆しまで出てきた。

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『合理的にー』の世帯平均視聴率は第1話が9.3%、第2話7.9%、第3話8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と失速気味。ただ「教場0」は第1話から12.1%、10.7%、9.8%、9.6%と「合理的にー」を上回る勢いで視聴率を落としている。

「『教場』は第4話で新垣結衣さん回が終わりました。8日の第5話では風間公親の下で捜査に臨む新人刑事役として北村匠海さんが投入されましたが、ドラマのストーリーはショボショボ。全くといっていいほど話題になりませんでした。

9年ぶりのドラマ出演となる坂口憲二さんが最後に登場したのと、名脇役として名高い野間口徹さんが早々に殺されたことが話題になったのみでした」(ドラマライター)

『合理的にー』水野美紀の怪演が話題で…

しかし、8日の「合理的にー」の第4話は「教場」以上に話題になった。天海演じる探偵が美容クリニックを営む愛原樹里亜(水野美紀)と対峙したが、水野の怪演に視聴者は大喜び。

ホストクラブで愛原が「しょーもない無能な弁護士崩れのド貧乏探偵じゃ…」と元弁護士の探偵・上水流をディスり、上水流にシャンパンをかけ「これで頭が冷えたでしょ」と高笑いすると、上水流も対抗してボトルからシャンパンを顔にお見舞い。

視聴者は《頭からいったー》《天海祐希vs 水野美紀 のシャンパン水浴び勝負面白すぎた》と大喜びしていた。

「『合理的にー』は前評判を上回る人気っぷり。天海さんの演技はさほど話題になっていないのですが、高橋克実さんらゲストにクセの強い俳優、女優を次々と投入しているのが功を奏しています。

視聴者からは両番組の視聴率について《教場の白石麻衣ターンあたりで逆転しそう》といった声も漏れています。教場の新人刑事役には染谷将太さん、白石さんが控えていますが、染谷さんで挽回は期待できない。このままだと月9ドラマが月10ドラマに負ける可能性も否定できません」(同)

視聴率勝負は白石の演技に全てが委ねられそうだ。

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