新庄剛志監督は名将だった!? 絶望的な戦力差でも奮闘「ようやっとる」

新庄剛志 

新庄剛志 (C)まいじつ

昨年から北海道日本ハムファイターズの監督に就任するも、初年度は最下位、今季も目下最下位争いに甘んじている「ビッグボス」こと新庄剛志監督。客観的に見ても好成績を残しているとは言い難いが、野球ファンの評価は高まりつつあるようだ。

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「今シーズンの日ハムは、5月15日時点でチーム打率がリーグワースト2位タイ、防御率3位、失点、エラーはワーストというチーム状況。お世辞にも状態がいいとは言えず、新たに移転した本拠地・エスコンフィールドが綺麗だという外部要素しかポジティブな話題がありません」(週刊誌記者)

しかし、5月10日の対ソフトバンク戦では、チーム打率2割2分台ながら6-3で快勝。直近10試合は5勝5敗のイーブン。4位の西武に1.5ゲーム差と迫り、Aクラス争いも射程圏内に入れるなど、チーム状況は徐々に上向いている。

最下位、客寄せパンダという批判が改善?

徐々に調子を上げている状況に、ファンからは《ぶっちゃけようやっとる》《いやこの戦力で実際よくやり過ぎとるわ》《スタメン打者全員2割7分切ってる打線でソフトバンクに快勝しちゃった》《新庄って実は名将なんじゃね?》といった声が。

2年連続最下位もあり得る状態から、その評価を上げているようだ。

「新庄監督は球場外での言動が目立ち、ファンの意見でスタメンを決める、シーズン中にバラエティーへ出演するなど、話題を振りまくプロモーションには事欠かない。一方、采配を巡ってはファンから疑問を招くことも多く、客寄せパンダと揶揄されることも日常茶飯事でした。

しかし、未完の大器だった清宮幸太郎にキャリアハイのHRを打たせたり、10日のソフトバンク戦では江越大賀を『3三振まではOK』と鼓舞し、移籍後初のマルチヒットを記録させるなど、選手との信頼関係も築いている。まだ2年目ですから、4年、5年と下地を作っていけば、Aクラスや優勝争いも現実的だと思います」(週刊誌記者)

侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹監督のように、日ハム出身の名監督として歴史に名を残せるだろうか。

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