橋本環奈　 （C）まいじつ　

毎週火曜22時から放送されているドラマ『王様に捧ぐ薬指』（TBS系）に出演する女優・橋本環奈の演技がすこぶる好評だ。

人気漫画を原作としたこのドラマは、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ貧乏な羽田綾華（橋本）と、綾香が働く結婚式場のツンデレ御曹司・新田東郷（『Hey！Say！JUMP』山田涼介）が1年間の契約結婚することから始まるラブコメディ。

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5月23日に放送された第6話では、綾華の実家で家族団らんを経験し、東郷は改めて綾華への気持ちを再確認。その帰り道、綾華に対して「お前ともああいう家族になりたい」「綾華、契約を解消しないか？」と提案すると、綾華は「離婚するってことですか…？」と動揺する。

すると、東郷は綾華をまっすぐ見つめ「俺は綾華と本当の夫婦になりたい」とプロポーズ。その言葉に綾華は涙を流し、「社長にとってはただの契約の関係なのかなって思ってました」と自身の気持ちを伝え、東郷からハグさせ、さらに涙をこぼすのだった。

ド直球の王道ラブシーンを演じた橋本に、視聴者からは《ちょちょ、涙のタイミング完璧！ 環奈ちゃんやる！》《リアル少女漫画みたい…》《環奈ちゃんの綺麗で大きな目からハラリと落ちる涙、お手本のようで美しい》など、絶賛する声が多くあがっている。

福田監督作品のせいで安っぽいイメージに

「橋本さんといえば、これまで実写映画『銀魂』の神楽役や、ドラマ『今日から俺は!!』（日本テレビ系）での女番長役など、福田雄一監督率いる通称〝福田組〟のコメディー女優としてのイメージが強かった。

ところがどっこい、同作のような正統派ラブコメをやらせてみたら、思わぬ演技力と適性の高さを発揮。ネット上では《素直に正統派やらせればよかったじゃん》《福田組専属は分かるけど、そろそろコメディー俳優を抑えて欲しい気持ちはある》など、子供騙しのイロモノコメディーから足を洗ってほしいと要望があがっています」（週刊誌記者）

橋本と福田監督の〝癒着〟は、ファンから評判もよろしくなかった。

「福田監督は、橋本を多く起用する理由について、〝妻と似ているから〟と公言しています。正直、橋本ファンからすると、ちょっと引いてしまう発言でしょう。橋本は福田作品へ出演するたびに変顔を披露してしますが、これも正直スベっていたし、共感性羞恥を引き起こしていましたよ。

橋本が広瀬すずなど同世代に比べて、女優としての格がイマイチ低いのは、ほとんど福田監督の作品に出演したせいで作られた〝安っぽいイメージ〟もあるでしょう。これからはもっと王道作品に出演していく方が、キャリア形成の上で絶対にプラス」（芸能ライター）

いったん、福田組から離れることこそ、橋本がワンランクアップするために必要なことだ。