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中日ドラゴンズは開幕から低迷が続き、2年連続最下位が現実のものになろうとしている。同軍の監督といえば立浪和義だが、彼が〝史上最低の新人王〟の呼び声が高いことはご存知だろうか。

「立浪は1987年、ひときわ上下関係や練習が厳しいことで知られるPL学園から中日に入団。高卒新人では王貞治以来29年ぶりとなる開幕スタメンで、いきなり脚光を浴びました。この年はオールスターにファン投票で選ばれ、22盗塁・21犠打を記録。日本シリーズには全試合スタメン出場し、高卒ルーキー初となるゴールデングラブ賞を受賞しました」（スポーツ紙記者）

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こうした活躍により、立浪は88年度の新人王を受賞。しかし、今振り返るとその成績は悲惨なもので、〝史上最低の新人王〟と名高いのだ。

「この年の立浪の打撃成績ですが、打率.223は規定打席到達でリーグワーストの記録。また、レギュラーとして打撃機会が多くありながら、HR4本、18打点と、控えや代打レベルの数字しか残せていません。いわば、足や守備が評価されたわけで、実力は代走や守備固め要因レベル。他に目ぼしい候補がいないから新人王を獲得できたのでしょう」（週刊誌記者A）

これはファンの間でも定説で、ネット上には《立浪はただ出てただけ》《歴代最低といわれてもしょうがないくらいの成績》《あの成績で200票も集めてぶっちぎりってのも解せない》といった声が相次いでいる。

「プロ野球史上もっとも過大評価されているバッター」とも…

新人時代のみならず、現役全体を通じても、立浪は特筆した成績を残せていない。

「立浪はプロ野球の歴史で最も過大評価された選手の1人。22年間の現役生活で獲得したのは新人王のみと、打撃タイトルはひとつも獲っていない。一応、二塁打は歴代1位だが、これは巧みなバットコントロールで安打を量産したわけでも、豪快なホームランを連発したわけでもない、中途半端なバッティングの結果でしかない。

しかも、今のペースだと、巨人の坂本勇人に抜かれることは確実。通算2000安打で名球会入りしているが、これも基準はユルユル。投手に比べて圧倒的に簡単で、長く続けていれば達成できる数字だ」（週刊誌記者B）

その立浪、選手としてだけでなく、監督しても全くいいところがない。

「立浪は母校・PL学園特有の〝絶対服従〟が骨の髄まで染み付いているため、上にはヘコヘコし、下にはパワハラ紛いの威圧を繰り返す。その精神性により、〝監督の方が立場は上〟という驕りで『実力がない』『戦う顔をしていない』など、選手へ敬意に欠ける発言も平気でしますし、悪い指導者の見本のような人物です。実際、彼が指揮してからのチームは2年連続最下位が濃厚で、指導力の欠如は明らかでしょう」（週刊誌記者A）

無理やりにでも新人王を選出するのではなく、〝該当者なし〟という年があってもいいのではないだろうか。