佐々木朗希は“一発屋”なのか? セ・リーグ球団が簡単に攻略できた理由

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「令和の完全試合男」こと千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手が、6月18日の横浜DeNAベイスターズ戦で今季初の〝炎上〟をしてしまった。

ここまでホームランを1本も打たれていなかった佐々木だが、この日は宮﨑敏郎から今季初となる2ランを浴びるなどピリッとせず。結局、今季ワーストとなる6回4失点を喫し、今季初のKOとなったのだった。

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佐々木はここまで5勝2敗、防御率1.89とさすがの成績だが、その内訳を見ると、2敗はともに交流戦でDeNA・阪神から喫した黒星。

チーム別防御率を見ても、日本ハムが0.00、オリックスが1.93、ソフトバンクが1.00と素晴らしい成績であるのに対し、広島2.57、阪神1.50、DeNA6.00と、セ・リーグを苦手としていることが分かる。

パ・リーグの球団を相手に好投を続けながら、セには攻略されている佐々木。〝人気のセ、実力のパ〟という言葉もあるが、なぜここまで好不調がはっきりしているのか…。

佐々木朗希は“完全試合”だけの一発屋?

一因として考えられるのは、佐々木の〝スタミナ不足〟だ。

「佐々木は〝ゆとり教育〟と言えるほど過保護に扱われており、100球程度で交代するヘタレP。50球を超えれば球威が落ちて制球も甘くなるので、カットを繰り返せば攻略は難しくないのです。

実際、炎上させたDeNAは、三回までに打者9人で57球を投げさせており、〝佐々木対策〟のバッティングに徹していましたからね」(週刊誌記者)

そもそも、佐々木は一流だが〝超一流〟ではないという辛口意見も…。

「ホームのZOZOマリンスタジアムは、海に近い立地から、とんでもない強風が吹くことで知られている。投手には猛烈なフォローウインドが吹き、変化球は大きく曲がるし、球速も実力以上の速さが出ます。

佐々木はこうした〝地の利〟を活かしているだけで、他球場では、並のピッチャーでしかない。現に、他球場の防御率が3点台の中、ZOZOマリンだけ0.56と、突出してますからね。

セの球場は2年に一度しか投げませんから、感覚が慣れずに〝下駄〟を履かせられなかったのでしょう。

そもそも、去年の完全試合にしたって、オリックスに新型コロナのクラスター感染が起きて主力が8人も欠場し、開催中止にならないのがおかしい相手を〝雑魚狩り〟しただけの参考記録でした」(同・記者)

WBCでも、準決勝に先発するも打ち込まれて戦犯になりかけた佐々木。完全試合のインパクトがすごかっただけで、〝一発屋〟にすぎない並のピッチャーなのだろうか。

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