回想シーンだらけ?『教場0』“引き延ばし”特別編からの「劇場版」が濃厚か

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

俳優の木村拓哉が主演を務める『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)が、6月19日に最終回を迎えた。来週には特別編の放送が発表され、大きな期待が寄せられているが、ある心配もあるようで…。

最終回では、俳優の北大路欣也演じる盲目の教授・清家総一郎が、義理の息子を殺害するという事件が発生。凶器が千枚通しだったため、警察は当初、十崎波瑠(森山未來)の犯行を疑った。

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十崎は、風間公親(木村)と遠野章宏(北村匠海)を襲った被疑者だ。今回の事件にも関わっていると見られたが、犯人は清家だと判明。風間・遠野の事件について、十崎への捜査は続行することとなった。

「大筋のストーリーが終わった時点で、これまでのエピソードの名場面を集めた回想が放送されました。エンディングでもスペシャルドラマを含めた回想が流れたので、合わせて約6分間の映像です。

最終回は15分拡大で放送されましたが、その多くが回想シーンにあてられたことになり、これに視聴者からの不満が続出しています」(ネットメディア編集)

『ラジハ』パターンになる可能性が濃厚

次週は特別編が放送されるが、それでも十崎との決着はつかず、回想シーンを寄せ集めた特別編という名の〝総集編〟になるのではと危惧されている。

「特別編では、風間の部下で、警察官になるために試験を受け直すことにした幸葉(堀田真由)を中心としたエピソードが放送されるようです。十崎の事件にも触れるでしょうが、大部分はこれまでの事件を幸葉目線で振り返る総集編になるでしょう。

最近の月9ドラマは、最終回後に特別編という名の総集編を放送することが恒例になっていますからね。2021年放送の『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート』なんかは、最終回→特別編→劇場版というとんでもない引き延ばしをしてヒンシュクを買っていました」(芸能ライター)

同作は、赤楚衛二、新垣結衣、北村、白石麻衣、染谷将太といった豪華俳優が2番手として多数出演している。たとえ回想シーンを繋ぎ合わせたものが放送されようとも、ある程度の〝華〟は保証されているといえるだろうが…。

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