中居正広　画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ　

6月19日、音楽特番『音楽の日2023』（TBS系）の司会者発表会見が行われた。

会見には、総合司会を務めるタレント・中居正広と安住紳一郎アナウンサーが出席したのだが、中居から8月31日をもってグループを卒業する『Kis-My-Ft2』北山宏光の今後について〝ニオわせ〟があったようだ。

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出演アーティストは現在未発表だが、「Kis-My-Ft2」は過去12回も同番組に出演している皆勤賞グループ。北山はグループを卒業し、ジャニーズ事務所からも退所することを発表しているため、中居には北山に関する質問が投げかけられた。

会見で北山にとって最後の「音楽の日」になるのではないかと問われた中居は、「最後にならないかもでしょ」と可能性を否定。「来年シングルを出して一人で出るかもしれない。それはもちろんお迎えしますよ。『お前、どんな面して来るんだ』っつって」とコメントし、笑いを誘っていた。

北山がグループからの卒業と、事務所退所を公表したのは6月7日のこと。その際、北山は《今後の活動についてはみなさんに伝えられる具体的な内容はまだ決まっていません》としつつ、《少しでも多くの方にたくさんの笑顔を届けられるように、これからの時間を精一杯頑張りたいと思います》と前向きなコメントを残している。

北山は「TOBE」でキャリアを積むのか？

「今回の中居の発言と北山のコメントを併せて考えると、表舞台でのソロ活動を連想させます。6月18日には、滝沢秀明氏が立ち上げた芸能事務所『TOBE』に、元『King ＆ Prince』平野紫耀と神宮寺勇太の合流が決定したという報道もありました。

滝沢氏と北山の間には、しっかりとした先輩後輩関係が築かれていることで有名。舞台で高所から転落した滝沢氏を北山が身を挺してかばったことや、プライベートでご飯や旅行に行ったエピソードは、ファンの間で語り継がれています。

ジャニーズ事務所を退所した後輩を積極的に事務所に招いている滝沢氏であれば、北山のことも間違いなく呼び込むのではないでしょうか」（芸能ライター）

中居の発言を聞くと、すでに北山の今後の活動内容を知っているかのような口ぶり。また、落語家の笑福亭鶴瓶も、11日に放送されたラジオ『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』（ニッポン放送）で、北山の去就について「以前から知っていたんで」とコメントしている。

中居と鶴瓶は、2001年から『ザ！世界仰天ニュース』（日本テレビ系）で共演している旧知の仲だ。また、一時は〝不仲説〟が飛び交っていた中居と滝沢氏だが、本人自らこれを否定している。

中居、滝沢氏、鶴瓶という後ろ盾を持つ北山は、最も安全で確かな表舞台への道が用意されている「TOBE」入社を選んだ可能性が高い。

北山の口から進退について語られるタイミングは、いつになるのだろうか。