『FNS歌謡祭』はもうオワコン? 見どころは“結成直後のアイドル”のみ…

相葉雅紀 

相葉雅紀 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

7月12日に放送を控えている音楽特番『2023 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)。先日発表された第1弾出演アーティストを見る限り、例年にも増して期待値が低いようだ。

番組の公式サイトは6月20日、第1弾となる出演者を発表した。『Travis Japan』、『なにわ男子』、『20th Century』といったジャニーズアイドルをはじめ、韓国のガールズグループ『NewJeans』や人気ユーチューバー『コムドット』など、バラエティーに富んだラインナップとなっている。

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そんな豪華な出演者の中に、15日に結成されたばかりの『僕が見たかった青空』の名前があった。同グループは、『乃木坂46』の公式ライバルとして結成された秋元康氏プロデュースのアイドル。

しかし、出演アーティストのなかに「乃木坂46」の名前はなく、坂道グループからは『日向坂46』の出演が発表されている。

「まだデビュー曲もリリースされていないアイドルの出演に、SNSは騒然となっていました。ちなみに『乃木坂46』は『FNS歌謡祭』が放送されるころ、全国ツアーの真っ最中。

『櫻坂46』は7月15日にフランスで開催されるライブに出演するため、おそらく両グループとも同番組への出演は難しいでしょう」(芸能ライター)

見どころは『僕が見たかった青空』のみ?

もし「乃木坂46」、「櫻坂46」が不在だとすれば、今回の見どころは自ずと「僕が見たかった青空」になるだろう。

グループ結成に賛否両論はあったものの、やはり「乃木坂46」公式ライバルの素性は気になるところ。同番組がテレビ初歌唱とのことで、話題性も申し分ない。

「これまでの『FNS歌謡祭』といえば〝ジャニーズ歌謡祭〟と揶揄されるほど、ジャニーズグループが数多く出演していました。

しかし、天下のジャニーズも今や〝性加害問題〟が尾を引いている状態。これまでのようなゴリ押しが難しいのか、今のところジャニーズは、司会の相葉雅紀を除いて5組ですが、世間の目を気にして出演シーンが制限される可能性もありそう。

ほかにも特別企画として、Aimerや『NewJeans』のパフォーマンス、『コムドット』の出演などが公式サイトで紹介されているものの、いまいちパッとしないのが正直なところ。今年の『FNS歌謡祭』は、例年より視聴率が期待できないかもしれません」(同・ライター)

デビューして間もないアイドルを特番の目玉に据えるのは、彼女らにとっても相当なプレッシャーだろう。せめて今後発表される出演者アーティストのなかに、視聴者が飛びつくようなビッグネームが一つでもあればいいのだが…。

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