鎌田大地「ACミラン」破談は大正解? 内定後も契約がまとまらなかった裏事情

(C)Andrey Burmakin/ Shutterstock 

イタリアのサッカーリーグ・セリエAの「ACミラン」に移籍すると思われていた鎌田大地だが、移籍寸前で破談になったと報じられている。

6月30日をもってブンデスリーガの「アイントラハト・フランクフルト」との契約を満了して退団した鎌田。

移籍金がかからないうえ有望株とあって、多くの名門チームからオファーを受けていたが、その中でも相思相愛だったのが「ACミラン」だという。

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「ACミラン」は来シーズンのCL出場権も獲得しており、鎌田が望む環境にぴったりだったのだが…。

「6月6日に、ACミランのテクニカルディレクターだったパオロ・マルディーニ氏が突然解任されました。

鎌田の獲得はマルディーニ氏が熱心に進めていたようで、そこから一気に雲行きが怪しくなりました。

ほかの選手の獲得によって、EU圏外の枠が埋まってしまうと言われており、鎌田のACミラン移籍は絶望的です」(週刊誌記者)

これに落胆する声は多いが、サッカーファンからは「よかった」と移籍破談を喜ぶ声もある。

「ACミランといえば、元サッカー日本代表の本田圭佑が2014~17年に在籍していたチーム。このころ、チームは暗黒期を迎えていたのですが、ファンから猛バッシングを受けていたのがほかでもない本田。

チーム全体を見ると、特段悪いパフォーマンスをしていたわけでもないのに、ファンは低調の原因をすべて本田に押し付けて、人格攻撃のようなことまでしていました。

SNSでベラベラ言っているだけならまだしも、イタリアの大手スポーツ紙なども本田のことを誹謗中傷レベルでバッシング。

この経験を覚えているサッカーファンは、鎌田のACミラン行きをよく思っていなかったのです」(同・記者)

交渉がまとまらなかった理由はまさかの…

そもそも鎌田は、移籍前からすでに舐められていたという疑惑も…。

「鎌田のミラン移籍は、ずいぶん前に内定していたようですが、一向に契約がまとまりませんでした。これは、ミラン側が鎌田の足元を見て、安い年棒を提示。

〝それでも名門のウチに来たいんでしょ?〟という態度で交渉していたためだと言われています。

また、ほかにも有望株がいたらそっちを獲る気満々で、鎌田は最終手段の滑り止めのキープとしてしか扱われていなかったとか。

もしここから急転直下で状況が変わっても、舐められていることは確実なので、移籍はしないほうがいいでしょう。自分を大切に扱ってくれるチームに行くべきです」(同)

鎌田が能力を発揮できるビッグクラブに移籍してほしい。

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