巨人の野手・放出候補は“4人”! 中日とのトレードでリリーフ陣を補強か

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プロ野球のトレード期限が、7月末とあと1カ月後に迫っている。そんな中、イマイチ調子の上がらない読売ジャイアンツが、駆け込みでの大胆トレードを狙っているという。

「チームは春先こそ最下位に沈んだものの、交流戦で優勝争いを演じ、貯金を作ってAクラスに浮上。しかし、交流戦明けの広島東洋カープ戦を負け越し、続くヤクルト戦も完封負け。週末の首位阪神タイガース3連戦も、苦戦を強いられました」(週刊誌記者A)

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現在のセ・リーグは、阪神と横浜DeNAベイスターズが熾烈な首位争いを繰り広げ、広島と巨人がCS進出のかかる3位をめぐり鍔迫り合いを演じている。しかし、巨人の調子が悪いことを踏まえると、現状では広島が優位に立っていると言えるだろう。

「現在の巨人は、優勝を目指すどころか、3位に入るのがやっと。というより、このままではAクラス入りも非常に危うく、新戦力でも入らないと〝安泰〟とはならないでしょう」(同・記者)

豊富な中堅野手で課題の投手陣を補強か!?

そこで現在、巨人は、水面下でトレードを計画しているという。

「巨人は〝魔の8回〟というスラングが生まれるほどリリーフ陣が手薄。抑えの大勢にも、昨年ほどの安定感がなくなっており、試合後半を任せられる投手は補強ポイントです。

一方、松原聖弥、北村拓己、石川慎吾、若林晃弘など、出場機会さえあれば活躍できそうな野手は余っている。そこで、野手が手薄なチームに、リリーフ投手と引き換えのトレードが計画されていると聞きます」(週刊誌記者B)

トレードされるとすれば、考えられる球団や放出選手は…。

「野手が補強ポイントのチームは、一塁・三塁が固定できておらず、パンチ力のある右打者が欲しい広島。しかし、これはCSを争うライバルチームですから、わざわざ敵に塩を送ることはしないでしょう。

他方、中日ドラゴンズは貧打に喘ぐほか代打も欲しているため、北村はいい弾になるともっぱら。内外野共に守れ、スイッチヒッターで使い勝手の良い若林も、トレード要員としては引く手数多でしょう」(同)

果たして、期限間近での電撃トレードはあるのだろうか。

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