元KAT-TUN・田口淳之介“麻雀界”で冷遇? ハブられている理由は…

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2019年に大麻取締法違反(所持)の罪で有罪判決を受けた元『KAT-TUN』の田口淳之介。5月下旬、ジャニーズ事務所のスキャンダルについて週刊誌に直撃されたが、華麗にスルーした。

そんな田口、最近はプロ雀士としても活動しているが、麻雀界でやや冷遇されているようだ。

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麻雀界では、サイバーエージェント・藤田晋社長がチェアマンとして立ち上げたチーム対抗の麻雀リーグ『Mリーグ』が2018年に開幕し、ABEMAで放送されるたびにSNSは大いににぎわっている。

現在、Mリーグはオフシーズンに突入。6月30日には新規参入チームとメンバー入れ替えの発生したチームが、交渉権を獲得すべくプロ雀士を選ぶドラフト会議が行われた。

だが、7人が指名されたものの知名度抜群の田口は指名されなかった。一方、来シーズンから参入する『BEAST Japanext』は、元『乃木坂46』の中田花奈ら4人を指名している。

中田は、2021年3月に日本プロ麻雀連盟の試験に合格。田口は2022年3月、日本プロ麻雀協会に入会した。

田口の方が1年プロ入りは遅いとはいえ、ここ最近、中田は大活躍しており、二人の格差は明確だ。

田口淳之介は雀力で表舞台に戻れるか!?

中田はABEMAなどで放送される『麻雀最強戦』で、2021年にアシスタントを務め、2022、23年には選手として放送対局に登場。23年4月の最強戦では「誤ロン」のチョンボを犯してバッシングを浴びたが、それも許されたようだ。

田口はプロ入り直後、『麻雀スリアロチャンネル』の企画『田口淳之介 炎の七番勝負』で、7カ月連続でトッププロとの真剣勝負に臨み好成績を収めた。にもかかわらずMリーグでは指名されず、地味な活動に終始している。

「田口さんは2019年に執行猶予付き有罪判決を受けていますが、執行猶予は2年でとっくに明けている。先日、地上波テレビの歌番組に酒井法子さんが出演しましたし、犯罪に手を染めた芸能人が復帰を果たすのは珍しいことではない。

ましてや、地上波でもないのに田口さんが表舞台に出られないのは不自然。

ただ、中田さんと田口さんに限っていえば、『連盟』『協会』の力関係も影響しているのでしょう。主要プロ5団体のうち、連盟はプロの数が圧倒的に多く、来シーズンのMリーグもメンバー36人中20人が連盟。協会は4人だけです。

『BEAST Japanext』も4人全員、連盟所属のプロを指名した。プロ雀士の所属団体とスポンサー企業の関係が選手の指名を左右し、田口さんはあおりを食らった形。

今後、田口さんがMリーガーとして活躍するにはタイトルを獲得するなり、中田さん以上の雀力を証明するものが必要」(同・ライター)

Mリーグは2020年に「もっとこの熱狂を外へ」とのスローガンを掲げた。熱狂を外に伝える一番のキーマンは田口のようにも思えるが…。

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