Z世代の流行「なぁぜなぁぜ」の元ネタは? ツイッターでは流行らない理由

(C)Dean Drobot/Shutterstock

最近、若者たちの間で流行している「なぁぜなぁぜ」という言葉をご存じだろうか。

「なぁぜなぁぜ」とは、TikTokやYouTubeのショート動画で頻出するワードで、多くのティックトッカーやユーチューバーがこぞって動画をアップしている。

皮肉的な意味で使われることが多く「○○なのに、なぁぜなぁぜ?」といったような言い回しが主流だ。

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芸能人もブームに乗っかり、『安田大サーカス』クロちゃんはTikTokのショート動画、『トム・ブラウン』みちおはツイッターで「なぁぜなぁぜ」を使用したネタを投稿していた。

“なぁぜなぁぜ”の出処は女性ティックトッカー

芸能人も乗っかるほど大ブームの「なぁぜなぁぜ」だが、出処を知る人は多くない。何が元ネタとなっているのだろうか。

「『なぁぜなぁぜ』は、フォロワー12万人超の女性ティックトッカー・桃園ありさが発祥と言われています。現役キャバ嬢という肩書を持ち、彼女がお客の〝あるある〟に『なぁぜなぁぜ』を組み合わせたのが発端でした。

また、さらなる元ネタはアイドルグループ『FRUITS ZIPPER』の『ハピチョコ』という楽曲に登場する〝なになに?〟という歌詞。その後、同じく女性ティックトッカーの箱崎愛華が『なぁになぁに』と使いはじめ、桃園がこれを『なぁぜなぁぜ』としてアレンジして発信したため、ブームになったようです」(芸能ライター)

ちなみに流行している一方で、〝ぶりっ子〟のようなワードから嫌悪感を示す人も。主にツイッターユーザーが、「なぁぜなぁぜ」への不満を日々投稿している。

日々流行を生み出すSNSでも、住み分けが進んでいるようだ。

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