監督と不仲で干されてる? 実力があるのに出場できないプロ野球選手たち

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プロ野球 (C)Krakenimages.com/ Shutterstock

2023年のプロ野球が、早くも前半戦を終えようとしている。

今季は昨年に始まった現役ドラフトの影響で多くのニュースターが誕生したが、一方で、活躍していたにもかかわらず〝消えてしまった〟選手も存在している。

ルーキーイヤーに24本塁打を放ち、昨年も20本を打っている若き虎の大砲・阪神タイガースの佐藤輝明は、渡邉諒にサードのポジションを奪われ、ここのところ出番が減っている。

原因として報じられているのは、成績不振に加え、三振でも平然としていたり、内野ゴロで一塁まで全力疾走しないといった〝怠慢〟プレー。1年目からスター扱いされたせいか、天狗になっているようなのだ。

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「佐藤は練習態度が悪いことでも知られているのですが、基礎を怠っているせいで、最後までこなす体力がない。

春キャンプではついていけない場面もあり、今季から復帰した岡田彰布監督は、態度の悪さに加えて体力不足を戒める意味で干しているようです」(週刊誌記者A)

2014年から昨季まで、毎年100試合以上に出場し、安定して30~40盗塁を記録する楽天・西川遥輝も、今季は出番が激減している。

超理不尽に干されているセの二大選手

「成績は申し分ない西川ですが、実は、日ハム時代から素行面に問題がある。この癖は昨年の楽天移籍以降も直らず、昨年8月には守備でゆっくりと走り、懲罰交代をくらいました。

こうした緩慢プレーで首脳陣の信頼を失い、不調も重なって干されています」(週刊誌記者B)

プロたるもの、驕ることなく謙虚でいることも大事なようだ。他方で、本人に非はなく、理不尽な指導で干されている選手も…。

「18年に首位打者を獲得したほか、広いナゴヤドームで26本塁打、99打点を記録するなどした強打者の中日、ダヤン・ビシエドは、今季わずか2本塁打。

不振の原因は、立浪和義監督が『もうちょっと変えれば30、40本打てる』と無理にフォームをいじり、感覚が狂った影響だと言われています。

その立浪監督は現役時代、22年間で打撃タイトルをひとつも獲っておらず、人にとやかく言える立場ではない。

一応、二塁打は歴代1位だが、これは安打製造機にも大砲にもなれない、中途半端なバッティングの結果です。

しかもこの記録、今のペースなら、巨人・坂本勇人に抜かれることは確実。唯一記録らしい通算2000安打も、過去50人以上達成者がいるように、長く続けていれば誰でも達成できます。

いわば、立浪監督のしたことは〝釈迦に説法〟〝高校球児が大谷に打撃指導〟をするようなものです」(週刊誌記者C)

だが、最も理不尽なのは、単なる好悪で干されている巨人・小林誠司だろう。

「小林は守備を売りに高橋由伸監督時代に正捕手を務めましたが、19年の原辰徳監督復帰以降は出番が激減。

理由は、原監督が小林を嫌っているからだと言われており、その証拠に、原監督は過去に『小林は野球選手じゃない』『職場放棄ですよ』など、超辛辣なコメントを残しています」(週刊誌記者D)

これらの選手は、他球団に移籍した方が活躍できるかもしれない。

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